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2022年11月 2日

中3長崎・熊本研修 3日目

研修旅行3日目のテーマは「長崎が体験した原爆・平和について考える/長崎の街並みを歩いてみよう」です。

出発直前のバス内
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後ろ側に座っている生徒は特に元気です。

最初に原爆資料館を見学しました。
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原爆投下のジオラマです。山に囲まれた長崎の地形と被害の様子などがよくわかります。

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浦上天主堂の被爆の様子が再現されていました。

原爆の被害の様子などを見学した後,長崎原爆の語り部,今道忍さんから被爆の体験を伺いました。
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大切なものは「命」。一人一人の命を守ることを大切にしてもらいたい。その対極にあるのが戦争。戦争は人の命を奪うことが使命。戦後日本は憲法で戦争をしませんと宣言し,それを守ってきた。核戦争の脅威を感じる今,どんな小さなことでも,今自分でできる「平和」を見つけ,それを行動してください。と,被爆の経験を通して語りかけてくださいました。

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平和公園では中学生,先生が協力して準備してきた千羽鶴を平和の祈りと共に捧げました。

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平和祈念像の前で記念撮影。研修旅行は天候に恵まれ感謝です。

昼前に解散して班別自主行動です。それぞれの班がテーマに沿ったインタビューを行う行程です。インタビュー先へは前もって学校から電話をしてお願いしました。
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料理研究家の脇山順子さんに,長崎の郷土料理,戦前からの食文化について伺いました。事前の質問に対して,オリジナルの資料を用意していただき,丁寧に答えていただきました。

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べっ甲工芸館でのインタビュー。事前に資料も送っていただきました。歴史ある建物で,中には高価な品物がたくさんあるとのことで驚きました。職人さんは長崎空港でべっ甲工芸品の展示販売をしているそうで,明日,帰りにお会いするつもりです。

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亀山社中記念館でお話を伺いました。坂の上とは聞いていましたが,道中のあまりの階段の多さに驚きました。幕府との関係を考え,港から少し離れた高台を拠点にしたそうです。

長崎は世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」にも登録されています。キリスト教学校として,九州長崎のキリシタンの歴史の学びも研修旅行の大切なテーマです。
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全ての班が大浦天主堂を見学し,潜伏キリシタンや二十六聖人について学びました。
この後グラバー園を見学して班別自主行動は終了となりました。

宿舎はANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒルでした。

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きれいで大きな夕食会場にびっくりしつつ,おいしく楽しく夕食を頂きました。
今日の写真は引率の先生とJTBの添乗員さんです。3日目の夕食が済み,少しほっとしているところです。

明日が最終日。「ご当地ならではの体験をしてみよう」をテーマに有田ポーセリンパークを訪問し,絵付け体験を予定しています。