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2022年11月 1日

中3長崎・熊本研修 2日目

研修旅行2日目のテーマは「雲仙普賢岳の自然災害を学ぼう/ド・ロ神父について学ぶ」です。最初に雲仙普賢岳・平成新山の前にあるがまだすドーム(「がまだす」とは島原地方の方言で「がんばる」という意味だそうです。)

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正面(左側)に見える山が雲仙普賢岳とその上部に溶岩ドームが成長した平成新山です。
これからがまだすドームでの研修に向かいます。

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展示物の見学。火砕流が流れ下る様子が再現されていました。

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1991年6月3日の火砕流で何が起こってしまい,何が奪われてしまったのか。

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ミニシアターで災害の様子を再現した映画を見たのち,語り部の方から証言を伺いました。

次に訪れたのが旧大野木場小学校です。
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雲仙岳の大火砕流で被災した校舎。すでに避難を終えていて人的な被害はなかったとのことですが,もし突然襲われたらと思うとぞっとします。生徒たちもガイドさんのお話を真剣に聞きながら見学しました。

雲仙岳に向かってさらに上り,雲仙地獄を訪問しました。
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蒸気が吹き出ることで知られる温泉地である雲仙地獄。火山の恐ろしさは,同時に人間生活の恵みにもなること実感しました。

午後は出津(しつ)地区を訪問し,ド・ロ神父の働きを学びました。
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ド・ロ神父記念館でお話を伺っています。ド・ロ神父は村人の窮状を救うために私財を投じ,まずは生活を作ることが大切と愛の精神を持って出津地区の人々のためにお働きくださったそうです。

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ド・ロ神父が設立した救助院。授産場として,マカロニ・ソーメン製造,染色,搾油作業,また,修道女の生活の場にもなっていたそうです。復元修理されたオルガンの素晴らしい音色も聞かせていただきました。

今日の宿は長崎にっしょうかん。夕食時の夕焼けが素晴らしいロケーションでした。
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夕焼けをバックにハイチーズ。中華料理をおいしく頂きました。

夕食の後は日本三大夜景の一つである長崎の夜景を見に,稲佐山に登りました。
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素晴らしい夜景に生徒たちも大喜び!

明日は長崎市内で「長崎が体験した原爆・平和について考える/長崎の街並みを歩いてみよう」をテーマに研修します。