交通安全教室
天候が心配される中でしたが、無事に交通公園に出かけることができました。大事をとってお弁当は、学校で食べることになりました。(子どもたちからは「え~!!」の声でした)が、それでも、しっかり学び、楽しむことができました。
「今回は遠足ではなく、交通安全教室です!」と子どもたちに話しました。交通公園までの徒歩も、到着してからの自転車の安全な乗り方も、帰りのバスの乗り方も全部大切な勉強であることを伝えました。子どもたちもこれまでの経験からよく覚えていて、歩くときは端っこに寄って歩くこと、間をあけてしまうと列が長くなって危ないことなど、いろんなお話をしてくれ、よく守って歩いていました。
歩きながら、「なんだかスイミーみたいだね。」という声が聞こえてきました。「離ればなれにならないこと、持ち場をまもることって言っていたよ。」と、話している姿から、スイミーのお話が子どもたちの心に残っていることがよくわかりました。交通公園までの道のりは、およそ30分。ジメジメした気候であったこともあり「あと何分で着くの~?」と、へとへとでもありました。
けれども、交通公園について自転車に乗ると、うれしそうに風をきって走る子どもたち。
自転車は車と同じであること。安全に乗るには周囲の確認や自転車の整備、ヘルメットが必要なこと。競争していると危険なこと。実際に自転車に乗りながら、たくさんのことを学びました。
その後は、子どもたちのお楽しみ。(迎えの)スクールバスが来るまでの間、木登りをしたり、すべり台をすべったり、シロツメクサをつんだり、原っぱでコロコロころがったり・・・広く豊かな自然の中で元気いっぱいに過ごしました。
みんなの笑顔もいっぱいで、わたしもうれしくなりました。
よく学び、よく遊ぶ。そんなひと時でした。
(2年学級便り『 風 』より)
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