ホーム > 教育内容 > 体験

教育内容

体験

体験からまなぶ

平和学園小学校は、たっぷり体験することを通して、子どもたちの学びを深めていきます。机上の学習の知識だけでなく、自分の手と足を使って、語感をはたらかせる体験学習から探求心を育み、学ぶことの喜びを獲得していきます。

探求心は自分の世界を広げます。そして、それを伝えることを通して、学ぶ喜びを分かち合い、ともに学ぶ仲間とつながっていきます。この学びのサイクルを積み重ねることで、平和の子としてゆたかに育ちます。

体験のサイクル

自然教室

1年生から6年生まで、 全学年で山中湖に行き、自然の中で宿泊行事を行います。1年生は、1泊2日をクラスの仲間と過ごします。2年生から6年生は、縦割りグループになって、2泊3日をともに過ごします。グループがひとつの家族のようになって、生活をする中で、子どもたちの自主性や友だちを思いやる心が養われます。

準備する班のメンバーが決まったら、5年生と6年生のメンバーが、下級生のことを考えながら、目標やプログラムを作り、下級生と共有します。異学年とのつながりを深めていきます。
挑戦するはじめての宿泊、はじめての調理、はじめてのグループリーダー、はじめての企画、運営、さらに団結力を強め、新たな糧となります。
蓄えるともに過ごす2泊3日の経験が、次の自然教室の力や糧になり、自信につながります。
伝えるクラスに戻って、ふり返り、次年度の夢や目標を語り合います。

沖縄修学旅行

平和学園小学校の平和学習の集大成です。平和学習と海の学習に、3泊4日どっぷり浸かります。

準備する修学旅行が始まる前から、沖縄の歴史、文化、自然について調べ、オリジナルのしおりを作ります。基地問題についてディベートを重ね、自分の考えをもって、沖縄に向かいます。
挑戦する現地で、調べ学習では分からなかったことをまのあたりにします。美しい自然にふれて環境保護への意識を高めます。
蓄える6年生の仲間とともに、ことばにならないその想いをていねいに言葉に紡いで、発表のための準備を重ねます。
伝える「平和をともに」の発表で、6年生の純粋な平和を求めた言葉に、下級生も大人もうちのめされます。そして、平和のバトンが途切れることなくつながるのです。