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平和をともに 二日目

2016年9月17日学校生活

今日は平和をともに 二日目です。

今年は創立70周年を記念して、アレセイア湘南中学高等学校の平和祭の中で開催しました。

 

今日は5年生による礼拝と6年生の平和メッセージです。

 

まずは5年生による礼拝です。

今回5年生はひとりの女の子が礼拝を担当しました。

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5年生が礼拝を担当してからは初めてのことです。

今までは数人で行うという形だったので、思い切った決断でした。

 

準備の段階から悩みながら、原稿を考えていました。

もういいやと諦めたくなるところを何度も踏ん張り、最後までやりきりました。

途中、友だちも助けてくれました。

今日のメッセージはわかりやすく、自分の言葉で想いを語っていましたね。

一人で、あの舞台に立っている姿に、6年生になっていくという準備がもう始まっているのだと思わされました。

 

そして、いよいよ6年生の平和のメッセージ。

もう、それはそれはすごいメッセージでしたね。

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約60分間でしたが、ずっと圧倒され続けました。

平和を希求する6年生の想いは純粋で、大人の目が覚めるものでした。

 

一つひとつの言葉が心に迫ってきます。

12歳の彼らが発する静かだけれども熱い情熱が伝わってきます。

シンプルだけれど重い重い平和の願いを訴えます。

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今年の発表は例年とは少し違った切り口でした。

今年度の沖縄修学旅行では辺野古、普天間基地を見学に行きましたが、初めて訪れる場所でした。

だから、彼らも責任をもって自分たちの見学の様子を報告してくれました。

修学旅行前、修学旅行後のディベートの様子なども紹介されました。

彼らの平和学習が日常の学習活動の延長にある、あるいは日常の中に平和学習がしっかりとあるということがよくわかる発表でもありました。

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70周年の節目の「平和をともに」にふさわしい発表だったと感じました。

小学6年生ですが、年齢は関係なく、彼らのまっすぐな想いが、後輩たちの心を、先輩たちの心を、そしてまわりで彼らを支える大人の心を貫いていきました。

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この平和を希求する想いは6年生になってから、育ったものではありません。

彼らが見続けた6年間の先輩たちの姿から、また彼ら自身が今まで語ってきた平和への願いを通して、少しずつ培ったものです。

今まで渡されてきた平和のバトンを全て束ねて、今日5年生にしっかりと渡すことができました。

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5年生にとって担うには重いバトンかもしれませんが、1年後の平和をともにでは、今年と同じようにしっかり平和を伝えるメッセンジャーになっているに違いありません。

 

6年生が最後に日本国憲法の前文を読み上げ、ありがとうございましたと挨拶しました。

しかし、ありがとうと伝えたいのは、見ていた私たちの方だったのではないでしょうか。

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平和のバトンを受け取った私たち。

平和のバトンを渡してくれてありがとうと彼らにお礼を伝えたいです。

 

平和学園小学校の平和を希求する行事「平和をともに」。

賀川先生、村島先生がもし講堂で彼らのメッセージを聞いていたなら、喜んだに違いありません。

これからも小さな平和を少しずつ積み上げ、大きな平和につなげていきたいと思わされました。

 

6年生のみんな、本当にありがとう。

 

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