平和運動カーニバル
先日、平和運動カーニバルが行われました。
その様子を6年生の学級通信を通して紹介します。
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第1回平和運動カーニバル、とってもいい一日でした。
この日、子どもにも大人にも、いっぱいの笑顔があって、その笑顔こそがカーニバルの成功を物語っていたと思います。
そして、生まれた笑顔の裏に、物凄い子ども達のがんばりがあったことは言うまでもありません。
発起人はカーニバル実行委員長のYさん一人でしたが、彼女の思いに共感し、がんばろう、一緒にやろう、楽しもうという輪が次から次に広がり、子どもらしいアイデアがどんどん生まれ、少しずつ形になっていきました。
もちろん私達教員もたくさん手を貸しました。
一緒にがんばる中で、
「時間がなさすぎる・・・ 無理なんじゃないか・・・」
正直そう思った時もありました。
でも、声をかけあって最後までがんばり通したのは、委員長であり、実行委員であり、6年生であり、下級生達でした。
休み時間もきつかったと思います、本当に。
6年生のやることの多さといったら、それはそれは尋常ではありませんからね。
ご存知のように。
競技の計画から始まり、人員配置や大道具制作、寸暇を惜しんで作った騎馬戦の兜、前日までみんなでがんばったダンス練習、などなど。
そして何と言っても6年生の凄さはやはり、下級生の隣人になっていたことです。
6年生が自分の兜を作るのは当然のこと。
でも、下級生の兜のために早く学校に来て一緒に作ってあげたり、整列の時も一生懸命声をかけてチームを鼓舞したり、そんな姿を見て
「いい6年生になったなあ」
としみじみ感じたものです。
カーニバルが終わり、教室で6年生のみんなに話をしたんです。
「今回はYさんの思いがこうして形になったけれど、その可能性は誰にでも秘められている。
自分を出して、友達を信じて、思いやって、心の声を上げれば、実現することがたくさんあるかもしれない。
結果はどうであれ、そういう繋がりを、一人一人がそれぞれの場で熱く求めて、声を出してこれからもチャレンジしてみてください。」
平日にもかかわらず、たくさんのおうちの方が参加してくださり、子ども達、本当に嬉しかったと思いますよ。
ありがとうございました。
いい一日でしたね。
6年学級通信「羅針盤」より
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