地震引渡し訓練
9月1日は防災の日。
今月の11日で東日本大震災から4年6ヶ月。
日本の各地で火山が活発に活動し、各地で地震が起きています。
大震災以降、より増えているような気がします。
地震や火山の噴火で家族を失った人々がいます。
その気持ちを考えると胸が締め付けられます。
私たちには何ができるのでしょうか。
平和学園小学校として何ができるのでしょうか。
これからもみんなで考えていく課題です。
平和学園小学校も東日本大震災以降、津波避難訓練を実施しています。
防災対策も学園で考え、進めています。
年に数回しか訓練はありませんが、軽んじることなく、しっかりと取り組んでいます。
実際に地震が起こったときに慌てずに対応できるようにするためです。
子どもも大人も真剣です。
先週の金曜日は保護者の方々にも協力していただき、引渡し訓練でした。
学校からの一斉メールの後、ご家庭、仕事場より出発し、引取りに来ていただきました。
本当の地震の時は、もちろんすぐに引取りに来ることは難しいでしょう。
電車も動かない。
車も使えない。
電話も通じない。
もし、登下校中だったら・・・。
引取り後、おうちに帰りながら、
駅にいる時、
電車に乗っている時、
歩いている時など
自分がひとりになった時の状況を想定して、どう行動するのか子どもたちと話が出来たでしょうか。
どう行動したらよいか、話しておいたり、約束しておいたりするだけで、子どもは慌てずに行動できます。
大きく広がり続ける宇宙からみたら、小さな地球のプレートの活動はごくごく小さな動きにすぎません。
しかしその小さな地球のプレートの上で私たちは生きています。
もちろん大きな地震がないことが一番いいのです。
でも地球も生きています。
相手は自然です。
自然災害ばかりはどうしようもありません。
だからこそ、日頃の防災の意識と準備が大切になってきます。
それぞれご家庭でもう一度確認しておくといいかもしれません。
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