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れんらく帳

姉妹なの?

2015年1月19日学校生活

今日のお昼休みのこと。

職員室にいると1年生の女の子が入ってきました。

トントン

職員室には先生が2人いました。

「は~い。どうしたの?」

と相原先生。

「あいはらせんせいいますか」

小さい声でよくわかりませんでした。

「どうしたの?こっちに来てお話して」

その子は相原先生のところに言って話しました。

「先生、2年生の○○ちゃんと1年生の○○ちゃんは姉妹なの?」

相原先生はしばらく意味がわかりませんでした。

だって2年生の○○ちゃんと1年生の○○ちゃんは姉妹ではないからです。

「○○ちゃんのお兄ちゃんは3年生の○○くんだけど・・・」

「2年生の○○ちゃんと1年生の○○ちゃんだよ。先生。姉妹じゃないの?」

「そうだよ。2年生の○○ちゃんはお姉さんじゃないよ」

「そうなんだ!わかった!」

と言って職員室から出ていきました。

なんでそう思ったのかなと考えるといくつか思い当たる点が・・・

その2年生の○○ちゃんと1年生の○○ちゃんは登校の時も一緒です。

お昼を一緒に食べることもある。

お姉さんが妹の面倒をみているように、その子には見えたのでしょう。

平和の子どもたちは兄弟姉妹のように親しくなります。

1年生の素朴な質問が微笑ましく、平和の子どもたちのあったかいところ、兄弟のような関わりがあるということを改めて教えてくれました。

 

またその質問にきた1年生の女の子の姿勢が良かった。

学校生活で不思議に思ったことがあっても、まあいっかと思い、そのままにしがちです。

でも、その女の子は不思議なことを確かめたいと思ったわけです。

それも自分自身で、自分の担任の先生ではなく、2年生の担任の先生に直接聞きに来たわけです。

そして休み時間にわざわざ職員室まで・・・。

勇気のいることだったかもしれませんが、自分で確かめ、答えを得たことは素晴らしい糧になったのではないかと思います。

日常のちょっとしたことでしたが、子どもってすごいなあと、頑張っているなと思いました。

 

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