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れんらく帳

自然教室のお土産

2014年5月23日学校生活

今年の自然教室は、例年よりも1週間早く迎えました。

そのため、シンボルクロスやカレーの準備など高学年の人たちは、とても忙しかったと思います。

4年生は、グループの中では高学年の仲間に入ります。ちょうど、上と下に2学年ずついてまん中の学年です。

6年生がいない時は、5年生のサポート役として2・3年生の面倒を見なければなりません。

 

特にカレー作りでは、来年リーダーになるので、みんな心して5年生の働きぶりをよく見て、一緒によく働いたのではないでしょうか。

カレー作りでは、5年生が準備をするため一足先に食堂へ行ってしまうので、4年生が2・3年生にエプロン、三角巾などの身じたくをさせて野外調理場へ連れてきました。6年生から腕時計を借りて、時間に遅れないように気をつけている人もいましたね。

グループ全員が時間通りに集合するということが、簡単なようで実はとても苦労することなのです。6年生になったら、三日間の生活を自分たちで動かしていかなければならないので大変です。その大変な仕事の一端を4年生も経験することができたのではないでしょうか。

 

 

さて、今年の自然教室は、あいにく2日目に雨が降ってしまいました。

石割山の割れた岩を3回通ると願いごとがかなう・・という話を耳にして、行く前からみんなでうきうき気分を楽しんでいたのですが、残念!

でも、雨の日には雨の楽しみがあるように、自然教室の雨プロもまた楽しいものでした。午前と午後の2部構成で、グループで考えて準備した雨プロとYMCAのスタッフの方が用意して下さったネイチャーゲームをやりました。ネイチャーゲームは、ゲームをしながら自然と友だちの輪ができるものや、グループの友だちと知恵を出し合い協力しなければできないゲームがいろいろありました。

クラスでもう1度やってみたいものや、少し形を変えて再現したいものがいくつもありました。自然教室でおしまいにしてしまうのはもったいないですね。遊びの種をもらってきました。自然教室のお土産のひとつです。

 

でも、何よりも大きなお土産は、子どもたちひとりひとりが三日間の経験を通して、ひとまわり心が成長したことではないでしょうか。

心の成長は体の成長のようにはっきり見えるものではありません。

でも、子ども同士の関わり合い方や生活態度にそれとなくあらわれるものです。

週が明けて、4年生の15人が元気に登校してきました。変わらぬ笑顔と輝きの中に、三日間の経験がひとつの達成感になり自信につながったのだということがあらわれていました。

 4年学級だより 「JOYFUL」より

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