まきに火はつくかな?
カレーリーダーの5年生がグラウンドの片隅でまきに火をつける練習をしていました。
簡単なルールがありました。
・制限時間10分間
・新聞紙は少なければ少ないほどよい
・マッチ棒は基本1グループ三本まで
・五年生のプライドを捨てていいなら、チャッカマンを使用して良いとのこと。
(もちろん五年生は誰もライターは使用しませんでした・・・)
・とにかく太めのまきに火が付いたらその時点で合格
説明を聞いたあと、グループごとに木を組みます。
組み方はグループでまちまち。
「・・・無理だな・・・」
と見回った先生は口を揃えて言いました。
先生たちからのダメ出しを受け、もう一度知恵を絞り出し組み直します。
それぞれ工夫して木を組んだり、まきに細工をしたりしています。
今度は着火するなという組み方をしているグループもありました。
「それでは始めます。よーいスタート」
この日は晴れていたのですが、風が強く、練習するにはあまり良くない状態。
案の定、大切なマッチに火をつけた瞬間に風が吹き、「フッ」っと消えてしまいました。
「あ~!一本目が~」
悲鳴が上がります。しかしそれでも一本は一本。
子どもたちは2本目が同じことにならないように手を添え、小さな火を消すまいと頑張ります。
無事に新聞紙についても、まきまでは火がつきません。
風と悪戦苦闘しながらも、しばらくすると
「先生!火がついた!」
という声が。
駆けつけると確かにまきに火が!
「合格!」
と先生から伝えられると歓声が上がります。
すると続々と「ついた!」という声が聞こえてきます。
多少マッチや新聞紙を多く使ってしまったグループあったようですが、すべてのグループが無事に先生の合格をもらいました。
(もちろん風が強かったので、火が付いた時点で、すぐに消火活動をしました。)
本番はあさっての水曜日。6年生はデラックスタイムでカレー作りには参加できません。
5年生がグループの最上級生。
家庭科でカレーの作りの練習をしました。
グループで役割分担もしました。
そして火のつけ方も練習しました。
もうこれでバッチリ!
おいしいカレーを作りましょう。
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