おだやかな陽が差し込むグレーニアホールでとても素敵な時間が生まれました。
現役大学生をお招きしてチェロ・ヴァイオリン・ピアノによる三重奏の演奏会が開くことができました。
楽曲はメンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番でした。
小学校の卒業生が学友に声を掛けて準備を進めてくださってきました。
最初に演奏者の紹介から始まり、4部からなる楽曲の解説を丁寧にしてくださいました。
そして、いよいよ演奏が始まると目の前で繰り広げられる生の演奏の迫力に子どもたちは圧倒されているようでした。
アンコールも含めると30分を超える演奏でしたが、最後まで全身で素晴らしい演奏を感じることができました。
こんなにも近くで、グレーニアホールに響き渡る演奏を共に楽しむことができる喜び。
演奏者の方々が小学生のために一生懸命に備え、真剣に演奏してくださっているということがひしひしと伝わってきました。
嬉しいですね。
希望された保護者の方々も演奏会に来てくださり共有できたことも喜びでした。
ピアノをはじめいろいろな楽器に親しんでいる子どもたちにとって、とても励みになる出会いとなったことでしょう。
また、在学当時の卒業論文の最後に
『これまでの感謝の気持ち、音楽へ対する思いを皆様に届けることができたら幸いです。私は将来、人を感動させることができる偉大なチェリストになりたいです。』
と書いていたことも紹介され、自分の大好きなことを追い求めていく素晴らしさを身をもって後輩たちに示してくださいました。
感謝や喜びがたくさん詰まった演奏会になりました。ありがとうございました。