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学校生活

6年間の成長

1年生

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ふれる

入学した1年生にとって、学校は"はじめて"のことばかりです。生活習慣も、教科の学習も、教職員や上級生に見守られ、ゆっくり、確実に身につけていきます。

5月には1泊2日の自然教室があります。6年生と思い切り遊ぶ「でらっくすたいむ」は1年生だけの特典です。クラスのみんなとの初めての宿泊体験は、1年生をたくましく成長させ、友だちどうしの心をつないでいきます。

初めての漢字、初めての計算、初めての学芸会や運動会、初めての陸上記録会...。たくさんの"はじめて"をわくわくドキドキしながら乗り越え、大きく力をつけて2年生へと進級します。

2年生

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ふくらむ

2年生は、学校中をわが庭とし、学習に遊びにとエネルギーに満ちあふれています。朝から放課後の残り遊びまで、たっぷりの時間と、たくさんの人との豊かなかかわりを通して、個が伸びやかに開いていきます。

漢字や計算など基礎を身につけるのはもちろん、「やってみたい、学んでみたい」こともどんどんふくらみます。みんなで育てた野菜を調理して分かち合ったり、平和郵便局を開局して学校中に喜びを届けたりするなど、活動の幅はぐんと広がり、自分たちで学校生活を作り始めます。低学年時代に耕した心と学びは、これからの成長の確かな土台となります。

3年生

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つくる

3年生になると横の結びつきがぐんと強くなります。学習を進めるのも遊ぶのも行事にとりくむのも「友だちとともに」がキーワードとなります。学校生活でおこるすべてのことが成長の糧となります。

グループで学習課題に取り組んだり、チームを作ってスポーツの試合をしたり、クラス全員で協力して大きな行事に挑んだりします。中でもクリスマスページェントは最大の試練であり、喜びでもあります。学園の合同礼拝という大舞台でキリスト降誕の福音を伝えなければなりません。大きな使命感、上級生の後押しに支えられ、この大役を務めあげることで、子どもたちははかりしれない力を身につけます。

4年生

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みつめる

4年生は自分たちで作物を育て、在校生に調理をしたものをふるまいます。「おもてなしをする」とはどのようなことなのか考えながら、取り組みます。

また「いのちの学習」では、聖書を土台に「命・愛・生」について考えます。助産師会のご協力で命の誕生を具体的に学習したり、おうちの方に自分の誕生のようすをインタビューしたりして、命の尊さを実感し、自分を囲む大きな愛に気づき、これからの自分についても深く見つめ始めます。昨年度は「海の学習」の一環としてサーフィン体験もしています。

5年生

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みがく

5年生、小学校高学年としてのスタートは、2〜4年生と協力しておこなう自然教室でのカレー作りです。包丁を使って野菜を切ったり、かまどの火の管理をしたりするすべての責任が5年生の肩にかかります。全員で作業する、下級生にけがをさせないなど緊張の中、おいしく完成させたカレーをみんなで味わいます。

総合の時間には、環境や福祉、平和について実地体験や調べ学習をします。視野を広げ、友だちと学びあいながら、地球に生きる人間としての生き方を深く考えます。

人と人との結びつきを核に、最高学年としての力をたくわえていきます。

6年生

6年生

になう

1年生のお世話に始まり、児童会、クラブ、委員会、自然教室、運動会...。すべての先頭に立ち、学校を引っ張っていくのが6年生です。重い課題とまっすぐにむきあい、仲間と一緒に乗り越えていくことで、驚くほど頼りになる存在へと成長していきます。最上級生の大きく温かな背中は、下級生のあこがれです。

沖縄への修学旅行では平和について深く学びます。1年間かけて取り組む卒業論文は、この学校で学んだ6年間の集大成です。それぞれテーマを自由に設定して取り組み、苦労して書き上げた論文には、その子らしさのエネルギーがみなぎっています。