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れんらく帳

2023年7月27日

親子陶芸教室が行われました

本日、幼稚園・保育園の年長組さんを対象に親子陶芸教室が行われました。

講師は、平和学園小学校の図工の授業で陶芸を教えて下さっている西村百合先生です。西村先生は、鎌倉の陶芸家で、56年生の図工が一部で陶芸を教えていただいています。

陶芸教室では、親子が向かい合って座り、子どもが親の顔を紙にかいて、その絵を板状の陶土に写しとり顔皿を作っていきます。

お母さんやお父さんと向き合って、顔の絵をかく時の子どもたちの姿が、とても一生懸命で可愛いらしかったです。お母さんやお父さんの顔の特徴をよく観察して、目や鼻、口などの顔のパーツを一生懸命にかいていました。

陶土に写しとって顔の輪郭を切りとっていく作業は、大人の仕事です。親子で協力しながら、土に触れあい、ひとつの作品に仕上げていきます。

この日は、有志の5・6年生もサポート役として大活躍しました。参加者の方々を受付から小学校まで案内したり、道具を準備して各テーブルに運んで配ったり、よく働いてくれました。

できあがった顔皿は、西村先生が焼いてくださいます。ずらりと並んだ、顔皿にはこの日の思い出がぎゅっと詰まっているでしょう。日常生活の中では、親子が見つめ合い語り合いながらひとつのものをつくっていく時間は、なかなかありません。親子が顔と顔を合わせて、笑顔がはじけ、一緒に協力する微笑ましい時間がそこにはありました。