春休みが終わりました。
穏やかなそよ風とあたたかな日差しの中、桜の木々に見守られ、子どもたちが元気に登校してきました。お休みの期間中、子どもたち・ご家族・職員の日々が守られましたことを感謝します。
久しぶりの学校で子どもたちの気持ちが高まっているのが伝わってきました。
グレーニアホールに2年生~6年生が集ったのも久しぶり、全員で主の祈りを祈り、賛美歌や校歌をを歌うのも久しぶりでした。素直に嬉しく感じる変化でした。
新年度の年間聖句は
『あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。』
ペトロの手紙4章10節
に決まりました。
橘 明子校長先生のお話
『おはようございます。2023年度が始まりました。校長先生は是非、この2023年度は皆さんに色々考えてもらいたいことがあるのでお話をしたいと思います。
今、年間聖句を読んでいただきました。年間聖句を聞く前にここに集まってきた時、皆さん、どんな気持ちでしたか?ドキドキしながら来た人、ウキウキしながら来た人、先生は誰かな...?と思いながら来た人、色々いると思います。それは後のお楽しみにして(礼拝後に新担任の発表を予定していました。)、今は聖書のお話をみんなで考えていきましょう。
さて、神さまの恵みの善いもの、神さまの創られた様々なものを私たちは神さまから授けられています。私たちに与えてくださった賜物(たまもの)は、「私のもの」ではありません。神さまが私を信頼して預けてくださったんですね。その賜物を大切にして、一人ひとりがお互いにお互いを思いながら支え合うことを神さまは望んでいらっしゃるのだなと思います。
今年度の年間聖句を皆さんにはしっかり心に留めてほしいなと思います。新しいクラスで、先生と一緒にこの一年間、賜物...それをどのように生かして私たちがお互いに支えたらいいのかな...と考えながら一年間過ごしてほしいなと思います。
与えられた先生、友だちとこの一年どういう風に過ごしていこうかな...と考えてほしいです。
昨年度、「キリストの平和があなた方の心を支配するようにしなさい。(昨年度の年間聖句)」・・・聖書から学びました。平和をつくり出すことを私たちは知っています。もしかしたら神さまが教えてくださる一つひとつは本当に大切な賜物がつながっているということを今年度は感じることがあるかもしれません。【平和】【隣人】【愛】【信頼】【祈り】それぞれの賜物など...
例えば喧嘩をしたらどうしましょうか?
人と気持ちが合わなかったらどうしましょうか?
...喧嘩をして傷つけあうことからは平和は生まれません。人と気持ちが合わなかったら、悪口を言ったり悪戯したくなりますが、その時「キリストの平和」が私たちの心を支配しているでしょうか?
一年の道のりです。しっかりと皆さんに考えてほしいと思います。イエスさまは神さまが創られた全てのもの、命は大事だよと、イエスさま自身が聖書の中であらわしてくれています。皆さんも自分に授けられた賜物を生かしてみんなで「学校生活は楽しいな」と思う一年をつくり出していってください。
今年度も私たちの大好きな「平和学園」の名前を大切に考えた行動が一人ひとりできるようにとお祈りしています。』
校長先生のお話の後、全員で共に祈り礼拝は終わりました。
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礼拝後、新しいお友だちや新任の先生が紹介されグレーニアホールには歓迎の拍手の音が響き渡りました。
そして先生紹介の時には、それぞれの学年で歓声があがったり、どよめきが起こったりといろいろな反応がありました!
併せて、校長先生が学園長を兼任することになったことの紹介がありました。
また、2022年度の卒業生が残していった卒業制作が職員室前に掲示されたことの紹介もありました。
これは【建学の精神】の文言を木彫りで制作したものです。教頭先生から、大切なものなのでみんなで覚えていきましょうと、呼びかけがありました。子ども大人の区別なく、みんなで大切にしていきたいと改めて思いました・・・
新しい教室でクラスの時間をすごした後、子どもたちは元気に帰っていきました。
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新年度を喜びをもってはじめられますことを心から感謝します。
今年度もどうぞよろしくお願いします。