スキー教室３日目

南アルプスの甲斐駒ヶ岳や北岳をゲレンデや宿舎からいつも眺めることができるという素晴らしいロケーションでのスキー教室。

子どもたちは３日目も元気にレッスンに励みました。

コーチの後ろの滑り跡を辿りながら、繰り返し繰り返し自分の滑りを確かめて練習していました。

風もなく晴れ、気温も丁度良いコンディションで子どもたちにとって練習しやすい環境だったようです。どの子も最初とは見違える程上達していきました。

３日目の夜には「検定認定会」がありました。

代表者にスキー級認定証（平和学園小学校独自のもの）が授与されました！

そして、お楽しみの時間。

６年生による『余興』です。これは伝統的に６年生が自分たちで出し物を考えて５年生と共に大いに楽しむというものです。

ぶっつけ本番で度胸とセンスが試される６年生。

しかし、さすがです！

数々の山を乗り越え小学校を牽引してきただけあって、アドリブを随所に盛り込みながら不思議に面白い時を創り上げていました。！

５年生たちは６年生の繰り広げる力技の余興の数々に大喜びで笑いが絶えませんでした。そして・・・来年は自分たちがどんなことをするか考えている人もいたかもしれません。

お楽しみの後はこの日の振り返りをしてから最終日へ向けてしっかりと休みました。

スキー教室最終日（４日目）には、これまで習得してきたスキー技術を試しながらゲレンデいっぱいに滑降を楽しみました。

それぞれのクラスで思い思いに滑る様子は本当に嬉しそうでした。雪上を自分が思い通りに滑っている！という感覚を味わうってとても楽しいのだと思います。

午前中のみの滑降でしたが、子どもたちは限られた時間の中でしっかり雪上の感覚を確かめているようでした。

レッスンが終わり、全員が集合して閉校式を行いました。

コーチの方々からお褒めの言葉をいただき、みんな笑顔でした。

無事に保護者の待つ辻堂駅に到着し、スキー教室中守られて過ごすことができたことを感謝し、全員で祈って解散しました。３年ぶりに宿泊行事としてのスキー教室を行うことができ、子どもたちは大満足だったようです。

また、高学年同士での締めくくりの交流もお互いにとってとても良い経験となったようです。宿泊経験が少ない５年生にとって大きな自信につながり、また６年生が宿泊生活を心から楽しんでいる様子を身近で実感することができたことは、これから最上級生として生活していく彼らにとって良いお手本となったことでしょう。