第4アドヴェントの週の最終日、クリスマス礼拝を行うことができました。
ハンドベルクラブによる静かで清らかな前奏から始まりました。また、奉仕委員がとても丁寧で一生懸命に司会進行をしてくれました。
3年生はクリスマスメッセンジャーとして、立派にページェントをしてくれましたね。長い期間をかけて積み重ねてきた思いのこもった歌声がグレーニアホールにいるみんなの心に届きました。
今年のクリスマスメッセージは宮内 毅(みやうち たけし)氏が『かみさま、ありがとう』というテーマでお話してくださいました。
宮内氏はカトリック小田原教会で神父をされていています。
平和学園小学校の卒業生でもありました。
お話は34年前の入学当時のことから始まりました。入学してすぐに礼拝会場であるグレーニアホールが建築されたことや、ご自身も3年生の時に黄金を捧げる博士としてページェントに参加したこと、また6年生の時に若くてかっこいい先生がいらしたこと(...髙岸先生が着任されたときだったそうです!)、そしてこうして平和学園小学校のクリスマス礼拝に来て、小学生と出会えて本当に嬉しい気持ちでいっぱいですと話してくださいました。
そして話は進みます。
【すべてのことがプレゼント】
今日クリスマス礼拝に参加することができたこと、今生きていること、朝ごはんを食べられたこと、子どもの時に平和学園小学校で過ごすことができたことも神さまからの大きなプレゼントだと思っていて、ありがとうの気持ちで一杯だということとおっしゃっていました。
【「ありがとう」の反対は「あたりまえ」】
神さまがみんなに命を与えみんなに元気をプレゼントしてくれたからこうして礼拝をまもることができ、これは当たり前のことではないということを話してくださっていました。また、「ありがとう」と言うことも「ありがとう」と思うことも、私たちに力とエネルギーと喜びをくれることであり、学校に来られることも、今日生きていることも、お友だちがいることも、全部神様からのプレゼントだということを気付かせてくださいました。
【神さまがくださった一番のプレゼント】
神さまが私たちにくださった一番大きなプレゼントはイエスさまであり、神さまにとって一番大切な存在を私たちにおくってくださったということ。イエスさまのお陰で僕たちは神さまの素晴らしさやどれだけ私たち一人ひとりのことを愛してくださっているのかを知ることができる・・・ということを話してくださいました。
【神さまにどんなプレゼントができるか】
そんな神様に今度は私たちがプレゼントをお返ししたらいいと思います。・・・では、神さまが一番喜ぶプレゼントは・・・それは二つありますとのことでした。
一つ目は・・・自分の周りにいる家族や友だち...特に自分の周りで困っている人たちのために何かしてあげること、優しくしてあげること。
そして、もう一つは『かみさま、ありがとう』と思うこと。
『メリークリスマス!』のご挨拶に加えて『神さま、イエスさまをおくってくださってありがとう』というご挨拶を口に出しても心の中でもいいからお捧げ出来たら、これが神さまにとっての一番嬉しいクリスマスプレゼントになると思います・・・とお話してくださいました。
卒業生をお迎えしてクリスマスメッセージをいただき、共に祈り、クリスマスのお祝いをできたことを心から感謝します。