自然の中でたっぷりと遊び、楽しんだ後は・・・
再び広場に集まり、6年生による全体レクリエーションの時をもちました。
6年生はこの時のために意見を出し合い、計画・練習をして準備してきました。
コロナ禍での自然教室を想定して、『しゃべらなくてもみんなが楽しめるものを』と考え、工夫してきたものでした。
グループ対抗戦で静かな中にあっても白熱した戦い?が見られました。
司会進行を頑張る6年生。
『みんなに楽しんでもらいたい!』という6年生の思いを、後輩たちはしっかり受けとめ楽しんでいました。
みんなの気持ちや思いが合わさったレクリエーションの時間でした。
そして、最後に6年生から後輩たちへのメッセージが語られました。
6年生一人ひとりのおもい。
心のバトンの一つひとつは後輩たちへと渡され、受けとめられたことでしょう。
・・・最後に、ひとりの6年生の当日の感想を記します。(補足説明すると、彼は当日、メッセージのメモを荷物に入れていたため、メモ無しで彼自身の言葉を後輩たちへ語りました。感想には彼が伝えたかった内容の付け加えがありました。)
『今日は1DAY自然教室当日でした。
1日でも3日分の楽しさがぎゅぎゅっと詰まっていました。1年生たちとのでらっくすたいむ(10分の9はTくんがこけっこ(にわとり)に餌をあげるのを見守っていた。)から始まり、2~5年生の作ってくれたおやつを食べたり(なんと何かの取り違いで男子3班の作った餅は食べられなかった。代わりに男子1班の干し芋を食べさせてもらった。男子1班ありがとう。)班別行動でツルツルぬれぬれアスレチックをしたり、レクタイム、クイズをしたり、たっくさん楽しいことがありました。たくさん準備をしてくれた先生たち、平和の仲間たちありがとう。
終わりの言葉で言おうと思っていたのは次のことです。
『今僕にはたくさんこの平和学園での思い出があります。例えばクラスメイトの面白ダンスを見て楽しんだり、みんなで教室の後ろにすごく目立つ自称秘密基地を作ったりしました。思い出をたくさん作ってくれた先生たち、平和学園小学校の仲間たちありがとう。僕はこの学校、この平和の仲間たちが作り出す平和が大好きです。みんなもこれから平和の子としてたくさん平和を作り出してください。』
この感想にもありましたが、縦割りグループの仲間を中心に元気に遊び、里山の豊かな自然を満喫することのできた一日でした。
また高学年にとってはそれぞれの使命を胸に、人と関わりグループをまとめる苦労、そして人と喜びを分かち合う達成感を味わった一日となったことでしょう。
怪我や事故なく無事に自然教室を実施できたことを感謝します。そして、当日いろいろな形で子どもたちの活動を支えてくださった少年の森の職員の方々、本当にありがとうございました。