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れんらく帳

2021年5月29日

こころの杖(つえ)  ~ 感謝の日礼拝 ~

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5月の終わりのこの日、感謝の日礼拝を行うことができました。

小学校で大切にし続けている礼拝のひとつです。

お話は髙岸先生でした。

「感謝する...とはそこには必ず感謝をする相手がいて、自分一人ではない」というお話から始まりました。

そして、「たとえ自分が素直に感謝することができない時があったとしても、自分のことを思い、祈ってくれている人がいることを考えると感謝せずにいられないし、その人の先にはすべてを受け入れてくださるイエスさまがいるということにも感謝です。」というお話をしてくださいました。

また一方で、子どもの気持ちと親の気持ちの両面からイメージして聞くことができる思い出も語ってくださいました。それは、先生の小学校時代にあったエピソードです。

キャッチボールで人の家のガラスを割ってしまい、解決するための行動をとれずに帰宅した時、帰ってきた息子の話を聞いて一緒に謝りに行ってくれた母との思い出。

また、初めての電車乗り継ぎを一人でしなければならなかった時に目的の駅までは辿り着いたものの駅から先の道が分からなくなり泣き出した自分に、何処からともなく駆け付けてくれた(ずっと息子を見守り、ついて来てくれていた)父との思い出。

これらの思い出を語りつつ、先生自身が親の身となって子どもの為に自分の父や母と同じことをしていることに気付かされ感謝したというお話をしてくださいました。

さらに小学生の時、教会へ通うことをすすめてくれた親への感謝の気持ちについても話してくださいました。

「教会へ通いイエスさまと出会ったことは人生の最強の杖となっています。(...最強の武器ではないですよ。杖です!)」と語り、先生の人生の支えとなる出会いを与えてくれたご両親への深い感謝のおもいが伝わってきました。

ご家族の人数制限をさせていただきましたが、2年ぶりに行うことができた感謝の日の礼拝。

子ども・大人それぞれに、髙岸先生のお話を通して学校や家庭での生活を思い浮かべながら感謝するってどういうことなのだろうか?と改めて考える時となりました。そして、子どもたちやご家族、職員が本当に久しぶりに祈りを合わせることができたことに心から感謝しました。