ホーム > れんらく帳 > 賞状

れんらく帳

2019年1月24日

賞状

2年生の書写の授業で「賞状を書こう」という学習に取り組んでいます。
渡す相手は、家族でも友だちでも(学内外問わず)、ペットでも、自分であっても構いません。
どんな事柄について表彰してあげたいのかベスト3を考えて賞状の文面を作っています。

お母さん・お父さんに書く子。
兄弟・姉妹に書く子。
習い事の先生に書く子。
年上の友だちへの書く子。
様々です。

ある女の子は本校で放課後に行っているアフタースクールの講師の先生に書きました。
1年生のときからバレエを教わっている先生にあげたい。
名前の漢字を教えて欲しいと、授業が始まるや否や質問をしてきたのでした。
この先生にあげたい。最初からそういうつもりで授業に臨んでくれていたのでしょう。
伝えたい言葉が溢れてきて、どんどんペンが進みます。
相手のことを思い、受け取ってもらったときの姿を想像しながら書いていくと表情も和らいでいきます。
授業の中で区切りのいいところまでと伝えていたのですが・・・
「今日、バレエがあるから完成させて先生に渡したい」
それならばと放課後、講座が始まるまでの完成を目指して作業を進めました。
なんとか完成!

無事に先生に渡すことができました。
渡している子どもも、受け取った先生もともに笑顔。

こんなに誰かのために一生懸命になりたいと思える環境があることは素敵なことですね。
それは、つまり自分のために誰かが一生懸命になってくれる状況があるということですね。
うれしいことです。

賞状授与 (1).JPG賞状授与 (4).JPG