中学1年生の総合の時間に、外部講師の木下氏をファシリテーターとするワークショップを行いました。
今回の題材は「ブラインドゲーム」、6班に分かれ全員がアイマスクをしたらゲーム開始です。
メンバーは自分の前に置かれた「モノ」の大きさを手探りで感じ取り、「言葉」でほかのメンバーに伝えます。それをキャプテンは聞き取り、メンバーと相談して大きい順に重ねます。
木下氏の説明を聞く様子
班はクラス混合でしたので、普段はなかなか話さない友達とも協力してゲームを進めました。
自分の前に置いてある「モノ」以外は触ることはできないので、触っている「モノ」の説明責任が重大です。
生徒たちは各自のこぶしで「モノ」の大きさを計ったり、手の関節や手のひらで大きさを計ったりして比べていました。
木下氏の問いかけに手を挙げて答える様子
「モノ」がどんな大きさか確かめる様子
メンバーの説明をもとにキャプテンが大きい順に重ねました。
うまく重ならなくて困っている班もありました。
結果は、きれいに大きいものから小さいものへと重ねられた班もあり、大きさがちぐはぐになってしまった班もありました。
全員で協力できている班や、キャプテンが取り仕切って情報を収集している班など、生徒たちの個性もよく見えました。
今回のワークショップを経験して、どれだけ目から情報を得ているか、言葉だけで物事を伝えるのがどれほど大変なのか、そして友達の言葉をしっかりと聞くことの大切さなどを学べた様子でした。これからの学校生活でも、言葉の大切さを理解して気持ちのいい学校生活を送ってもらいたいです。
終了後には使用した会議室を自主的に片付けてくれました。