ホーム > れんらく帳 > 束の間の休みをいただいて・・・・

れんらく帳

2021年3月24日

束の間の休みをいただいて・・・・

3月19日に修了式を迎えました。

1から5年生が全員グレーニアホールに集まって・・・というのは流石に出来ませんでした。

本当は全員揃って式を迎え、みんなで笑顔に最後を締めくくりたかったですが新型コロナウィルスの影響を鑑みて各教室とグレーニアホールを繋いだオンライン式典になり、本来であれば校長から各学年の代表者が修了証書を受け取り、クラスに持ち帰り子どもたちのもとへという流れですが今回は1年生の代表者が全てを受け取るといった形になりました。

子どもたちは今年の1年間、どのように感じたのでしょうか。

はやい、おそい、長い、短い、楽しい、つまらない、など様々な感情が生まれたのではないでしょうか。

普段とやらないことが出来るようになるような、楽しみやいつもと違う教材に胸を膨らませながら、だけどやることはやるといった、無味乾燥な1年だったかもしれません。

教員としては新型コロナウィルスの影響で半年間学校生活が無かったわけですから、今年はとても短かったのではないかなと感じました。短いけれど、これもあれもやらないといけない、新しいことを覚えないといけない怒涛な1年間だったと感じます。

しかし、全てが辛いことだけでなく今回の状況だからこそ出来た行事や子どもとの触れ合いがいかに大切なものであったかを再度知ることが出来ました。

聖書のコリントの信徒への手紙という箇所にこのような言葉があります。

「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」

子どもも教員も束の間の休みをいただきます、また4月から在校生とそして新しい1年生と一緒に「平和」を作り出していきたいと思います。