平和をともに二日目
平和をともに二日目。
今日は5年生の礼拝、6年生の平和のメッセージ、保護者のさんびの会等の発表がありました。
写真で振り返ってみます。
昨日に引き続いて、5年生の挨拶からスタートです。
そして、5年生の礼拝です。
5年生は平和をともに考える中で、聖書の言葉を決めたそうです。
子どもたちの生の声、気持ちがそこにはありました。
一つひとつの言葉が心に響きます。
テーマ賛美歌を歌いました。
昨日と同じ英語で歌います。
奉仕委員会の祈りがあり、いよいよ6年生の発表です。
2学期が始まってから一生懸命、限られた時間の中で沖縄修学旅行での体験をまとめました。
また、そこからさらに幅広く調べたいこと、知りたいこと、伝えたいことをまとめました。
前日までパソコン室で作業していました。
このパワーポイントも自分たちで作りました。
操作も自分たちで行います。
戦争当時の沖縄の様子、
ガマでの生活の様子、
ひめゆり学徒隊のこと、
戦時中の教育のこと、
基地問題のこと、
集団的自衛権のこと、
それぞれグループでまとめ、自分たちの言葉で訴えました。
決して蔑ろにできない、忘れ去ることのできないことばかりでした。
ひとつ一つの言葉が重いです。
この12歳の平和を求める気持ちに、先に生まれた大人はどう応えていくべきか考えさせられます。
奇しくも、今日の未明に安全保障関連法案が可決されたこの日に6年生のメッセージです。
「平和をともに」考える時としてはとても大切な日になりました。
この先輩のメッセージを後輩はしっかりと受け取りました。
昨年、受け取った平和のバトンをしっかり後輩に渡すことができました。
「平和をともに」考えた私たちにもそれは渡されました。
「さんびの会」のお母様たちの賛美がありました。毎年、ありがとうございます。
最後に5年生の終わりの言葉です。
聖書から一つの言葉を選んで締めくくっていました。
静かな中にしっかりとした平和を求める気持ちがありましたね。
6年生からのバトンをしっかり受け取った5年生。
来年もしっかりと平和のバトンを後輩に渡してくれることでしょう。
賀川先生、村島先生がどうしてこの学校に「平和」とつけたのか。
この重さをここに集った一人ひとりがもう一度考え、しっかりと平和を作っていきましょう。
私たちが作り出せる平和はちっぽけなものかもしれませんが、小さい平和が集まって大きな平和になります。
強い風が吹けば飛んでいってしまう小ささかもしれませんが、諦めず、コツコツと積み重ねていきたいですね。
ここに「平和の子」としての、またそこに連なる者としての使命があると思います。
平和をともに 考え、話し合い
平和をともに 願い、祈り
平和をともに 訴え、受け入れ合い
平和をともに 作って、積み上げていきましょう。
「平和をともに」の二日間に集ってくださった方々、本当にありがとうございました。
平和の子たちのがんばりを見ていただき感謝でした。