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れんらく帳

命の学習

2015年7月 9日学校生活

日々の様子をなかなかお伝えできずにすみません。

この数週間、子どもたちの活躍、子どもたちの笑顔、子どもたちの力をたくさん見ることができました。

学級通信を紹介しながら振り返ります。

時間の前後がありますが、ご了承ください。

 

今日は平和学園小学校の命の学習について。

茅ヶ崎助産師会の方をお招きして、4年生が命の学習をしました。

・・・・・・・

1日、2日は、子どもたちにとって大きな経験をしたと思います。

まず今回は1日に行った命の学習です。

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私の印象では「4年生でここまで説明するんだな~」と感じました。

そして子どもたちの姿を見て、ここまで受け止めることが出来る事にも驚きました。

例えば、卵子・精子・受精卵・胎盤・羊水(この羊の意味!)・子宮などの用語もそうです。

卵子と受精卵の大きさを比べる際にも、光にかざしてやっとわかるような小さな穴と、ご飯粒を比べる分かりやすさ。

実際の妊婦さんとの質疑応答の時間で、

「わかっているようで、まだわかっていない現在の子どもの姿」

を目の当たりに出来たこともよかったです。

 

大きなお腹をつけての妊婦さん体験。

首がすわっていない赤ちゃんを抱っこすること。

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赤ちゃんと自分の心音を聞き比べること。

彼らには大きな体験となりました。

 

特に、映像を見たときにはびっくりした子どももいたでしょう。

実際の出産の大変さ、喜ばしさ、神秘、その空気を感じられる内容だったと思います。

あの映像を見て、命を本気で茶化してしまう子どもはいないでしょう。

素晴らしい映像でした。

さらに体験をしている時の子どもたちの顔は、笑顔に溢れていました。

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恥ずかしさと、うれしさとが隣り合わせの表情だったとは思いましたが、子ども一人ひとりがこの時間を充実して体験してくれたのだと感じました。

一人ひとりが、一人ひとりのフィルターを通して、一人ひとりの経験値をもとに、この話を聞いてくれたことを来週に振り返りたいと思います。

この会の後、性のことで茶化し合っている姿を見ていませんでした。

それも子どもたちの真剣さの表れかと感じています。

一連の命の学習を終えて、

 

「誕生日おめでとう」

 

と心を込めて言えるようになってくれたら本物の学習が出来たのかなと思う次第です。

4年生学級通信 「攀」より

 

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