賀川村島記念資料室
ちょっと前のこと・・・。
先月4月27日で平和学園は創立69年を迎えました。
創立記念礼拝が行われた4月24日の聖書の授業で学園内にある賀川村島記念資料室に見学に行きました。
なかなか行けることころではありません。
説明してくださるのは法人事務局の土屋先生。
子どもたちが来ることを毎年楽しみにされています。
6年生は昨年見学に行ったので、今年は5年生が見学。
事前に創立者については学習済み。
まとめの意味を込めて見学です。
資料室に行く前に
「毎日礼拝で使っているグレーニホールにある講壇。
この講壇の写真が資料室に展示されているから探してみよう!」
という課題を子どもたちに出しておきました。
子どもたちは土屋先生から説明を聞いた後、それぞれで展示物を見て回りました。
しばらくすると
「これじゃない?先生!あった!」
という声が聞こえました。
そうです。
賀川先生が手を置いている講壇こそ、今、私たちが礼拝で使っている講壇です。
現在は講壇の下部に変更が加わり、タイヤが付けられていたり、修理の跡(修理した先生の名前が書かれています)があったりします。
今日まで改良、改造がされてきましたが、この平和学園小学校をずっと見てきた講壇であることは間違いないようです。
子どもたちは村島先生が作られたユーモア大賞のカップや昔の聖書、賛美歌を手にとってみては、いろいろと質問を投げかけます。
土屋先生は一つひとつにていねいに答えてくださいました。
最後に、「創立69周年をおぼえて」というプリントをお土産としていただきました。
プリントには2つの言葉が・・・。
一つ目は、村島先生が1946年4月27日の開校式で語られたメッセージの中の一言。
この学校は、名の如く平和で自由であたたかい美しい学園としたい。
特に「他人の不幸は笑わない」ように。
もう一つは、賀川先生が第3回高等学校卒業式で語られたメッセージの中の一言。
「神と人とに仕えて、世の中の雑巾になれ。」
この2つが5年生に贈られました。
創立者の賀川・村島両先生について知っているようで、実は知らないことばかり。
もっとお二人の思いをしっかり学びたいです。
そしてその思いを汲み取り、学校生活を大切に送りたいと思わされました。
説明してくださった土屋先生、本当にありがとうございました。
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