田んぼの命に感謝!
今日は4年生の学級だよりを掲載します。
先日行われた「おもちつき」のことが書かれていましたので紹介します。
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今週は、4年生のスペシャルイベントのおもちつきがありました。
4年生は、1学期の田植えから稲刈り、脱穀、精米と一連の米作りの過程を学んできました。これは、卒業生Oさんの田んぼがあって出来た学習です。
この1年、田んぼを通して4年生は、たくさんのことを学び、経験させてもらいました。
こうして迎えたおもちつき。
前日準備の月曜日から、たくさんのお母さん方が手伝いに集まって下さいました。前日準備の1番の仕事はお米研ぎです。
4年生の中で、お手伝いで米研ぎをしたことがある人は、5,6人ぐらいだったかな・・。
今回、初めてお米を研いだ人もたくさんいます。Oさんから、ぜひ子どもたちに米研ぎの経験をさせてほしいと助言をいただき、米研ぎは全員でやることにしました。
お米を研ぐ時は、力強くこすりすぎてはいけません。優しく、やわらかくお米をかき混ぜなければ、お米が割れて形を崩してしまう、ということをOさんの奥さまから教えていただきました。
お米を研ぐ時も、お米の命を慈しむ心をもってやれば、おいしく蒸し上がるのですね。奥さまからは、お米研ぎを通して料理の神髄を教えていただいたような気がしました。
火曜日。
いよいよ、おもちつきの本番です。
空は青く澄みわたり、絶好のもちつき日和です。登校してくる4年生の顔も、やる気に満ちて輝いていました。
同窓会の方々も朝早くから学校に集まり、スタンバイして待っていて下さいました。
みんなの力を結集して、おもちつきはスタートしました。お米が蒸しあがるまでの間に、前日やり残した具材作りや会場作りなどを仕上げ、もちつきは4年生もやらせてもらいました。
きねをふりあげると、よろめく子どもたち。きねを臼のまん中にストンと下ろすのは至難の技です。
それでも、やっているうちに体が覚えて来るのですね。みんな、貴重な体験をさせてもらいました。
4年生の仕事は、おもち作りだけではありません。
できたおもちを幼稚園の園児と小学生にふるまい、おもてなしをするという大切な任務があります。
ここでも、またいろんなハプニングがありました。でも、それぞれの場面で子どもたちは臨機応変に対応して乗り切りました。
年少のれんげ組にお届けに行ったSくんとHくんのところには、小さなお友だちがお手紙を渡しに小学校までやって来てくれました。
お兄さんたちにもう1度会いたくて、うれしい気持ちをお手紙に託したのでしょう。
これから新しい交流が生まれるかもしれません。
また、次の日には、3年生がありがとうの手紙を持って、4年生教室に届けにきました。
それから、2年生と1年生からもステキなメッセージとカードをもらいました。
たくさんの人の温かい心に支えられ、笑顔がいっぱいあふれたおもちつきでした。
Oさんご夫婦と保護者の皆さまのご協力に心より感謝いたします。
4年学級だより「JOYFUL」より
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