6年生にとって待ちに待った沖縄修学旅行がついに始まりました。
朝、辻堂駅にメンバー全員が集合し、共に祈り、ご家族に見送られながら出発していきました。
横浜駅まで東海道線を利用し、横浜からはバスにて羽田空港へと向かいました。
飛行機の利用が初めての子どももいたようですが、空港のターミナルでテンションが高まりつつ出発を待ちました。
無事に 那覇空港到着!
ここから現地からのエッセイを紹介します。(ガイドさん〜ひめゆり について)
【 ガイド 】
修学旅行で出会うガイドさんはいつも素晴らしい。
しっかりと平和の大切さをつたえてくださいます。
今年のガイドさんは沖縄生まれ、沖縄育ちの方。
同じ小学6年生のお子さんを持つお母さんガイドさんでした。
早速大切な沖縄戦の話を優しくしてくださいました。
短い時間の中ですが、お話を大切に伺いました。
【 ひめゆりの塔 ひめゆり祈念資料館 】
今年もひめゆりにやってきました。
平和の子たちはやっぱり平和の子。
素晴らしい。
一生懸命それぞれのブースでメモを書いている平和の子がいました。それぞれの場所で感想を伝えてくれました。「怖くて「悲しい」と。最後に自分のノートに今の気持ちを書き綴っていました。今しか書けないこともあります。
今年はアメリカからの短期入学生がいます。彼は対訳の英語を読みながら、「悲しい...」と呟きました。しばらくしてからもう一度感想を求めると、いろいろあって答えられないと話してくれました。
体験談に一生懸命に目をやっている平和の子もいました。しばらくそのブースからは離れず読み続けていました。「ちょっと読めないな...」と呟きます。その悲惨な当時の様子をしっかりと向き合っている証拠がその言葉にありました。
資料をゆっくり読み、次第に当時の世界にしっかりと没入していきます。映像を見、資料を読み、体験談を読み、静かに、静かに、次の場所へと移っていきます。
その姿勢にピースメーカーとしての自覚が育っていると感じました。