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れんらく帳

2024年3月12日

『読書(授業)』や『図書委員会』での取り組み

『読書』の授業や『図書委員会』においていろいろな取り組みをしています。

今回はその活動の一端や平和学園小学校の図書室を通した願いを紹介します。

以下内容ごとに『図書だより』から抜粋

【調べ学習への工夫】

『・・・2023年度の図書室の活動(読書の授業・委員会)も終わりました。今号はそのしめくくりとして、一年を振り返ってみようと思います。

読書の授業でもいろいろな本を手に取ってもらいましたが、他にも学習用の本を学年ごとに分け、さらにそれを学習スペースに少しずつ移すことで、特に生活や総合の調べ学習をしやすいようにしています。"探求を目的とした授業"が世の中でよく聞くようになりましたが、平和学園小学校ではずっと前からそういう活動をしています。・・・』

【市立図書館との連携】

『・・・茅ケ崎市立図書館との連携も本格的に始められました。今年度は学校としての貸出カードをつくりました。学校だと、一度に60冊、しかも4週間借りられるのです(普通の個人カードは一人10冊まで、2週間まで)!

それを利用して、今年度は図書館ツアーに訪れた5年生がその場で何冊か借りたのと、そして1年生に読み聞かせをした4年生が大型絵本や紙芝居、マジックの本などを借りて3週間にわたって練習することができました。茅ケ崎市立図書館は大きな図書館なので、大型絵本や紙芝居もたくさんあり、数冊ずつ借りて選ぶところから、聞いてくれる1年生の反応を想像しながら進めることができました。・・・』

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1年教室訪問

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大型絵本の読み聞かせ

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紙芝居の読み聞かせ

DSC_0802.JPG1年生相手にマジック実演

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1年生の反応

【図書委員会の活動】

『図書委員会の活動もさまざま行いましたが、バザーで重複本を売ったり、「〇〇な人へ」というテーマを考えて封筒に入れて選書の参考にしてもらうイベントをしたりと、いつもと違う体験をしました。図書委員の仕事は、読書の授業の返却処理以外は人と接することが少なく地味ですが、こうして本を通して相手を想いながらつながろうとする姿もほほえましく、またその発想に驚き感心しました。・・・』

【図書ボランティア(保護者)】

『今年度の終わりも、図書ボランティアさんが卒業していく6年生のために貸出カードをまとめるラッピングを作ってくださいました。毎年趣向をこらし、とてもステキに仕上げてプレゼントしてくださいました。・・・ボランティアさんがいてくださって本当に良かったと改めて思える心があたたかくなる瞬間です。』

【図書室からの願い】

『・・・もちろん、ここでは伝えきれないこともたくさんありました。実はお話会の先生方やアレセイア湘南中学高等学校の先生にも協力していただいたり、もちろん小学校の先生方にもさまざまに支えていただいたりしています。本は私たちの生活や生きることそのものを豊かにしてくれます。そんな本が子ども達の身近にあるよう、これからも願い続ける平和学園小学校図書室です。』