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れんらく帳

2024年2月21日

福祉教室~みんなのふだんのくらしをしあわせにするために~

5年生では、福祉教室の1回目として先月『手話サークルpeaceさんをお招きして手話教室を実施しました。

そして様々なコミュニケーションの方法があることを知り、学ぶことができました。

以下、5年学級だよりから抜粋しました。

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今月は福祉教室の2回目として盲導犬協会の方々や盲導犬ユーザーの**さんと盲導犬※※が来てくれました。**さんは大人になってから(視界の)中心しか見えていないことがわかり不便な生活をしていたそうです。その後どんどん視力が落ちてしまい7~8年前に完全に見えない状態になってしまったそうです。

最初は白杖を使っていたそうですが、危ない体験や怖い体験がある中で、盲導犬に出会い、とても感動したそうです。それはスーパードッグではないけれど危険と隣り合わせの外にいても「一人じゃない。」と思えたから。

**さんは「見え方は人それぞれ、困っていることも人それぞれ。障がいは不便だけど不幸ではありません。」と明るくおっしゃられていました。その後、盲導犬ができること、私達ができるお手伝いについて体験を通して学びました。そして、「一人ひとりの勇気ある声かけは今すぐにでもできることだよ。」と教えていただきました。

3回目(の福祉教室)は、茅ケ崎市社会福祉協議会から「いんくる隊」の方々をお招きして知的障害や自閉症について学びました。自閉症の人の行動の特徴を教えていただき、その理由となる見え方や手先の不器用さの体験をしました。そして、そんな自閉症の人たちに関わる時に気をつけることを考えました。「ゆっくりでいいよ」など安心できる声かけ、絵に表せるような具体的な言葉で伝えることの大切さを教えていただきました。

また全盲の##さん、肢体不自由の〇〇さんも来てくださって、ご自身の体験をわかりやすくお話してくださいました。共通して言えることは、障がいはひとごとではない、ありのままに理解し大切に思う心を忘れないでということ、心の優しい人が増えることが何よりの支えになるということを知りました。      (5年学級だより『のっく』より)