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れんらく帳

2023年9月28日

サップ・サーフィン体験教室(逗子海岸にて)

4・5年生合同で「サップ・サーフィン体験教室」を行いました。

場所は逗子海岸。

朝、辻堂駅に集合し、全員で祈ってから電車で向かいました。

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9月終盤とはいえ、強い陽射しとあたたかい海水温で絶好の海日和でした!

小学校では長い期間、茅ヶ崎海岸をフィールドに「ドジ井坂」さんからバランス教室とサーフィン教室を通して自分の身体の動かし方や使い方、さらに自然観等様々なことを御教授いただいてきました。

しかし残念ながらドジさんの急逝されたことにより、その後をどのようにしていくか検討を重ねてきました。

そして、今回ドジさんと共に活動をされてきた「逗子ビーチクラブ」の全面的なご協力をいただき、海の体験学習を再開させることができました。

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ビーチクラブに到着後、水難救済会でも活動されている真壁さんの逗子海岸の地理的環境や海流の流れ、海に入る時の注意点など、海に関するいろいろな事柄について講義を受けました。

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*逗子海岸は野球場150個分の広さがあること

*海で活動をする時は3か所地形的な目印をつけておくと万が一流された時に自分の位置確認ができること

*腰から首くらいの水深で溺死してしまうこと

*ペットボトルを使っての救助法

*風が生まれるメカニズム・・・

等々、海難防止・対応策も含めての講義を受けた上で、いよいよ海岸へ出ていきました。

そしてまずビーチに打ち上げられたプラスチックを中心に全員でビーチクリーニングをしました。

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いずれマイクロプラスチックとなり、海洋生物の体内に取り込まれ蓄積し、最終的には私たち人間に返ってくる話を聞きながら一生懸命に集める時間となりました。少しの時間で大量の漂着物のゴミが集まる現実に子どもたちは驚いていました。

そして・・・

ついに! 海に入りサップ体験が始まりました。

海水の冷たさに歓声が上がりました。

お手本をみた後に、二人一組で漕ぎ出ました。

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何回も何回も繰り返し目標と波打ち際を往復するうちに、オールの使い方や波への対処法を見つけ、どんどんと上達していきました!

どの子も笑顔で心から自然の楽しさと心地よさを味わっていました!

午後はサーフィン教室。

昼食の後にバランス体験をした上で・・・今度は一人一枚ずつボードに乗ってサーフィン体験を行いました。午後になって風が出てきたので波もあり、午前とは違った表情をする海に戸惑う子どももいましたが、繰り返しチャレンジする中でそれぞれが波の感覚を感じ取り、自分なりの対処法をあみ出しているように見えました。

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子どもの順応性ってすごいです!

自然の波の力強さ、それに合わせる楽しさ、波間に漂う心地よさ・・・

自然に身をゆだねて遊ぶ面白さを満喫する時となったようです。

卒業生も駆けつけてくれ、笑顔で後輩たちと会えた喜びを伝えてくれました。

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すっかりお世話になった厨子ビーチクラブの皆さんに心からお礼を伝え、素晴らしい体験の一日を終え、帰路につきました。

久しぶりに海の体験学習の貴重な機会をサポートしてくださったビーチクラブの皆さん、本当にありがとうございました。

天候と安全、そして子どもたちの喜び溢れる一日が守られたことにも感謝します。