第4アドヴェントの週の最終日、クリスマス礼拝を行うことができました。
ハンドベルクラブによる静かで清らかな前奏から始まり、奉仕委員がとても丁寧で一生懸命に司会進行をしてくれました。
3年生はクリスマスメッセンジャーとして立派にページェントに臨み、その大切な役目果たしていました。長い期間をかけて積み重ねてきた思いのこもった歌声がグレーニアホールに集った人たち皆の心に届きました。
そして、最後に児童全員によるハレルヤコーラスを行いました。グレーニアホールいっぱいに力強い歌声が響きました。
今年のクリスマスメッセージは山口 武春(やまぐち たけはる)氏が『クリスマスの約束』というテーマでお話してくださいました。
山口氏はプロテスタントのニューホープ横浜教会で牧師をされていています。
子どもの頃から大好きだったクリスマスの思い出話から始まり、子どもたちはすっかり山口氏のお話に引き込まれてしまいました。
そしてクリスマスほど世界中で盛大にお祝いされているお祭りはないということ、メリークリスマス=メリー(おめでとう)クリスト(キリスト)をマス(ミサ・・・礼拝)する・・・ということでイエスさまの誕生パーティーであるということ、2000年間ずっと世界中でお祝いされ続けてきたこと・・・と話は続いていきました。
更に、『なぜ2000年間もお祝いされ続けてきたのか』という問いに対し、『イエスさまのお誕生は神さまのお約束だったから』というメッセージへと繋がっていきました。
お誕生の700年前に預言者イザヤによって「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエル(神は我々と共におられる)と呼ばれる。」と語られ、その約束が700年の時を経てクリスマスの時に実現したということを改めて話してくださいました。
また、『約束』について私たちの日常生活の中から『サッカー』『交通』『学校』『友だち・家族』などにある色々な約束を取り上げ、約束を守れなかったり忘れてしまったりする私たち自身へと話が続きました。約束を守れなかった時に誤魔化し、噓をついてしまう私たちに対し、神さまは見捨てることなく約束を守りイエスさまをプレゼントしてくださった・・・それがクリスマスであるということを話してくださいました。
何があってもインマヌエル...みんなと一緒にいるよ、何があっても見捨てないよ、何があっても絶対一緒だよ、と神さまはイエスさまをおくり、私たちをゆるすために十字架にかかってくださったということを実に優しく伝えてくださいました。
私たちへのプレゼントであるをイエスさまを感謝して心の中に受けとめることがクリスマス、愛されていることに気付くことがクリスマス、ゆるされていることに気付くことがクリスマス、神さま・イエスさまありがとうと感謝するのがクリスマスです...と力強くお話しくださいました。
山口牧師のクリスマスメッセージの後、献金とお祈りをお捧げしてクリスマス礼拝は終了しました。
山口牧師、分かりやすく愛情に満ちたメッセージをありがとうございました。