まだまだ寒さの厳しい日々が続く中、3・4年生でスケート教室に行ってきました。3年学級だより からお伝えします。
『 スケート教室
久しぶりのスケート教室でした。初めてのスケートリンクでしたし、下見の際にコロナ対策を含めていろいろと「厳しめ」のスケートリンクだと感じたので緊張しながら今日を迎えました。また、スクールバスで会場まで向かうことも初めてだったので、遅れたらどうしようか、途中で何かあったらどうしようかと心配していたので緊張がより増しました。
しかし、会場に着き、出迎えてくださった方がとても温かく、一気に安心できました。瀬野さんという方でしたが、スケート愛があり、スケートを子どもたちに知ってほしいという思いにあふれていた方でした。コロナ対策のため使用者の入れ替わりの時間があり、すぐにはリンクに入れませんでしたが、駐車場で転び方、靴のはき方等々基本中の基本をその場でサッと教えてくださいました。その予備知識があったので、サブリンクに入っての練習でも子どもたちはすぐに理解することができていたようです。直接教えてくださった方は若いフィギュアスケート経験のありそうな女性でした。その方も優しく、ゆっくりと子どもたちに教えてくださいました。
サブリンクでの基礎練習が終わった後、メインリンクですべることになりました。リンクの中央ではジャンプやスピンの練習をしている方がいます。その隣でヘルメットをかぶった小学生が一生懸命滑っています。「ツルン、ツルン」転んでいる子が多いですが、転ぶことは大切なことです。転ばないようにしているとバランス感覚が養われないと思います。スキーも転んでうまくなると言われますが、スケートも同じなのではないでしょうか。何度も転んで3年生も4年生もとても上手になっていました。
しばらく滑っていると、疲れたのかメインリンクから出て、サブリンクへ戻る子も出てくる中、3年生の数人がひたすらメインリンクで滑っています。壁沿いをひたすらゆっくり滑る子、とにかく一生懸命滑る子...。滑る楽しさを見つけて転んでも、足が痛くても、疲れても滑り続けている姿がよかったですね、そのひたむきな感じが...。その子たち...いつも教室で静かにしている子たちだったな。実直な取り組み素晴らしい。その甲斐あって上手に滑れるようになっていました。
体が覚えているうちに何度かスケートリンクに行くといいかもしれませんよ。体にしみ込んだ感覚が頭の中で処理されて、次に滑る時に必ず役に立ちますから...。
ご家族でぜひどうぞ!』 3年学級だより『 根 』より