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れんらく帳

2021年12月20日

終業礼拝~校長先生のお話~

2学期最後の終業礼拝。

校長先生が選んだ聖書の箇所は『テサロニケの信徒への手紙Ⅱ 2章16~17節』でした。

「わたしたちの主イエス・キリストご自身、ならびに、わたしたちを愛して、永遠の慰めと確かな希望とを恵みによって与えてくださる、わたしたちの父である神が、どうか、あなたの心を励まし、また強め、いつも善い働きをし、善い言葉を語る者としてくださるように。」

以下、橘校長先生のお話です。

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『おはようございます。

二学期は何回か礼拝のお話をする機会を与えていただいたこと、また、二学期最後の礼拝のお話をする時間を与えられて、神さまに感謝です。

神さまありがとう、この言葉はクリスマス礼拝で、お話しくださった宮内神父の言葉でしたね。私達は、17日にクリスマス礼拝を皆でお守りいたしました。イエスさまがお生まれになった本当の意味を、私たちは心に留めてお祝いいたしました。3年生のメッセージ、宮内神父の「かみさま、ありがとう」というメッセージを私も皆さんも心に留めてとても豊かで温かい時間を過ごすことができました。

礼拝後、「宮内神父は平和学園の誇りですね。」と話した先生に「いえいえ、平和学園が私の誇りです。」と嬉しい言葉を残してくださいました。神様を信じ、大切な御言葉を伝える宮内神父にまたお会いしたいですね。』

(中略)

私たちが「平和をつくり出す一人」として「平和の子」としてこの学校でイエスさまと共に歩むことは、神さまの御言葉を行う人になるという事だと思います。・・・(中略)・・・私たちの弱さを担ってくださっているイエスさまを、そして聖書に書かれている御言葉を胸に、皆さんの日々があることを冬休みの間もお祈りしています。

では、少し校長先生の二学期のお話をして終わりにします。

校長先生は、実はいつも自分に自信がなく、出来ないことだらけの自分が時々嫌になってしまいます。「あ~嫌だな。」と思い「神さま助けて」といつも思っています。そんな校長先生を必ず助けてくれる人がいることに気付かされた二学期でした。その人は私の周りの誰かでした。そしていつも「私は一人ではないんだ。と思いました。」誰かがいつも見ていてくれる。見ていてくれることで支えられているってとても嬉しいことですね。感謝でした。

この二学期、皆さんの中にも、校長先生と同じ経験をした人がいたのではないでしょうか。誰かが泣いている時、怒っている時、辛い時、苦しい時、誰かが優しい手を差し伸べている姿に、皆さんも気付いたのではないかと思います。イエスさまの愛によって、私たちの間に平和が生まれているのです。

皆さん、どうぞ残り少ない今年も、神さまの愛を忘れず自分らしく、過ごしてくださいね。では、お祈りします。・・・』

・・・校長先生は静かにそして穏やかに子どもたちへ語りかけ、子どもたちも一生懸命にお話を聞いていました。そして、2学期の感謝を込めて共に祈った終業礼拝でした。