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れんらく帳

2021年11月11日

キリスト教強調週間  特別礼拝 『力のかぎり生きる』

今週はキリスト教強調週間です。改めて聖書の御言葉を読みかえし様々な事を見つめ直す時をもっています。

日本基督教団 平塚富士見教会牧師である児玉 義也(こだま よしや)先生をお招きして特別礼拝を行いました。11日でもあったので隣人を覚える祈りもあわせて捧げました。

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児玉牧師のメッセージは『力のかぎり生きる』でした。

旧約聖書サムエル記の一場面をもとに話してくださいました。

「ダビデ王が主の御前で喜び力のかぎりに踊る様子が描かれていて、その姿を目にした妃が王様らしくないと心の内で王の行いをさげすんだ」という場面でした。

児玉先生はこのサムエル記の一場面から

『皆が認めてくれるわけではない...もちろんみんなに認めてもらえたらいいのですけれども...でも、神が認めてくださるから頑張ることができる』と優しく伝えてくださいました。

また、「星を動かす少女」という詩を紹介してくださいました。

《以下引用です》

 星を動かす少女       松田明三郎

     クリスマスのページェントで、

     日曜学校の上級生たちは

     三人の博士や

     牧羊者の群や

     マリヤなど

     それぞれ人の眼につく役を

     ふりあてられたが、

     一人の少女は

     誰も見ていない舞台の背後にかくれて

     星を動かす役があたった。

     「お母さん、

      私は今夜星を動かすの。

      見ていて頂戴ね  」

     その夜、堂に満ちた会衆は

     ベツレヘムの星を動かしたものが

     誰であるか気づかなかったけれど

     彼女の母だけは知っていた。

     そこに少女のよろこびがあった。

ー児玉先生はこの詩の中の少女から、

『自分にとって本当に大切な人が見ていてくれれば頑張れる』ということ、

『神さまはあなた方(わたしたち)のことを必ず見ていてくださいます』

と、穏やかにそして力強く語りかけてくださいました。

特別礼拝でいらした保護者の方々と共に児玉牧師のあたたかいメッセージを受けとめる機会をいただいたことを感謝します。また、共に祈ることができたことも大きな喜びとなりました。児玉先生、ありがとうございました。

最後に奉仕委員が隣人を覚える祈りにあわせて献金を捧げるお祈りを一生懸命にしてくれました。

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《礼拝後、一般公開はせず保護者のみのオープンスクールを行いました。多くの保護者の方々がいらしてくださったことを感謝いたします。

子どもたちはきっと、『星を動かす少女』のように「本当に大切な人」に見ていてもらえるよろこびを感じながら力のかぎりに授業に取り組んだことと思います。

新型コロナウィルスの感染が下火になってはいますが、感染拡大防止のための取り組みにご協力いただきありがとうございました。》