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れんらく帳

2021年5月21日

「児童会からのお知らせです。」

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礼拝後、司会の人から「報告のある人は前に出てきてください。」とアナウンスがあります。そして、全校児童へ伝えたいことのある委員会やクラスの代表、または教員がお知らせを伝えます。

今朝は学級委員会からの連絡がありました。

「児童会からのお知らせです。」

「今日から仮意見箱を設置します。理科室と児童玄関に置きます。この箱は児童会で話し合って欲しいことや、相談したいことなど、みんなの思いを伝えてもらうための箱です。」

「みんなの想いを生かして、児童会活動を進めていきたいと思います。まずはこの箱の名前を募集します。例えば...『意見ボックス』や、『オピニオンボックス』などこの箱にふさわしい名前を考えてください。」

「用紙は各教室に置いてもらうので名前を書いたら黄色い箱に入れてください。 児童会からのお知らせでした。」

報告が終わると、子どもたちから拍手が沸きました。

・・・委員会や学年ごとに様々な活動があり、その概要を知らせたり全校に協力を要請したりする場面が年間を通じて多くあります。

たくさんの人の前で大切な要件を責任をもって伝えるという役目を担い、緊張しつつ一生懸命に伝えてくれます。

話を聞く側として、低学年の子どもたちは共に遊んでくれる先輩たちが伝えてくれる姿に憧れを抱き、一生懸命に聞こうとします。また高学年の子どもたちは、緊張して話す後輩たちの姿にかつての自身の姿を重ね合わせ、共感や応援する気持ちを抱きます。

だからこそ、聞く側は拍手をもって応えるのです。

小学校生活の中には、このような小さな経験の積み重ねが様々な場面に存在しています。そこには目には見えない子どもたち同士の気持ちの交流が存在し、それぞれの学年の子どもたちの心の成長へとつながっています。