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れんらく帳

2020年6月12日

学校で集まるから出来ること。

学校が始まり2週間、そして新1年生が入学してようやく1週間が経ちました。

先日梅雨入り宣言がありましたが、日中は晴れ間が続き、例年とは違った空模様を見ることができます。

今回は2年生の学級だより『ともだち』から抜粋させていただきます。

                                

さて、さっそくですが、にっちょくについて みんなに はなしあってもらいました。まいにちの がっこうせいかつの なかで あたりまえの そんざいである にっちょくですが、あたりまえの さぎょうとして 受動的(じゅどうてき)にしてもらいたくないと 考えています。そのため、みんなに にっちょくが ひつようなのか、ひつようじゃないのか、いけんを出して 考えてもらいました。

 こんかい わたしが おどろいたのは、きっとみんな「にっちょくは ひつよう」と言うだろうなあと 思っていたのに、「ひつようではない」という いけんを 出した子が いるということでした。 おどろきましたが、これこそ みんなで すごすことの だいごみです。それぞれが それぞれの おもいを 話しあえるのが、みんなで べんきょうをする よさです。それぞれに いけんを聞きました。

 にっちょくが ひつようではない(は)の いけんの一部(いちぶ)に、「にっちょくを たんとうする じゅんばんが ばらばらに なるのが いやだ」という いけんが出ました。すると、おもしろいことに にっちょくが ひつよう(は)の子から「それは たしかに そうだね。」という さんせいの 声(こえ)が 出たのです。

 にっちょくが ひつよう(は)の ひとに いけんを聞くと、「せんせいが まいにち まいにち あさの あいさつを するとか たいへんだから、できることは したい。」という 私を きづかう やさしい いけんを 出してくれるひとや、「ともだちが あさの あいさつを してくれると げんきになる。」という ほほえましい いけんを 出すひとが いました。

 みんなで いけんを 出すことは、ほかの ひとと ちがうこと も あって、きんちょうすることも ありますよね。 でも、にっちょくが ひつようではない派の いけんと おなじ いけんの ひとが、にっちょくが ひつよう(は)の なかに いることが あるのです。それぞれ、よりよい にっちょくを するための いけんを 出してくれたように、いけんを 出すのは よいことです。 たちばを はっきりさせて じぶんの いけんを じしんをもって 言えるような クラスを つくっていけたらと 思います。

                                    

担任が子どもたちに向けたメッセージなので、ひらがなや空白が多くなっています。でもその想いは、この記事を読んでくださっている皆さんにも伝わったでしょうか。

子どもたちの声や考えを大事にしながら、共に歩んでいきたいと思います。