平和学園小学校では冬休み明けの始業式の日に席書大会を行っています。
簡単に言うと、書初め大会という感じでしょうか。
1・2年生は硬筆、3~6年生は毛筆で行っています。
各学年、週に1回の書写の時間に練習をしています。
"大会"とつくからには、審査を通じて賞が与えられます。
金賞・銀賞・努力賞の3つの賞が各学年数名ずつ選出されます。
賞の獲得を目指し、冬休みに習字の練習に明け暮れる子もいるそうですよ。
今日は1年生の練習の様子を紹介しますね。
書写の授業で3学期の始業式の日に実施する席書大会の練習をしています。
お手本を真似て丁寧に書くということに苦戦しつつも、どうやら金賞・銀賞・努力賞なる"賞"がかかっているらしいということが励みになっているようで集中して練習に取り組んでくれています。
自分の頭の中にある「あ」ではなくて目の前にある「あ」を書くことは意外と難しく、いつもはありのような速さで動いている鉛筆も、このときばかりはカタツムリのような速さになっています。
気がつくと変なところに力が入っているようで、指の痛みや背中の痛みを訴える子がちらほら。
入学して8カ月。学校生活に慣れてきて、緊張する場面も少なくなってきている中での張り詰めた空気。
懸命にお手本と用紙を行き来する子どもたちの目が、きょろきょろ動き回ってとてもかわいいですよ。
聞こえるのは空を飛ぶヘリコプターのプロペラの音だけ。これはこれで、いい時間。
1年生学級だより「いろ」より