キリスト教学校教育同盟研修会の中で子どもたちが平和学習や学校紹介、日本国憲法前文暗唱の発表をしました。
1~4年生の元気のよい「英語の歌」の発表があり、その後、静かに平和学習と学校紹介を5・6年生がしました。
来場した先生方は子どもたちの話に耳を傾けてくれました。発表者4名は立派に自分の役割を果たしました。
堂々と、練習してきた通りに平和の思いを伝えました。また、日本国憲法前文の暗唱もがんばりました。
難しい言葉もありましたね。事前学習では今のわかりやすい言葉に直すとどのような意味なのか学習しました。
聞いていた下級生には分かりにくいかった面もあったでしょうが、いずれわかるときが来ます。
6年生の心の中に少しでも残っていてくれればと思います。
今回、子どもたちを中心にした発表でよかったです。
子どもたちの思いは先生たちの心に最短距離で入っていったことでしょうね。
平和学園から大切なお土産を持って帰ってもらいました。
6年生としてはスケジュール的に大変だった6月です。
はじめからわかっていることなので、計画的に準備すればいいのですが、それでもタイトなスケジュール。
愚痴もこぼしたくなるところでしたが、子どもたちは違いました。
空中歩廊で「なかなかないことだよ。だってキ同盟の14年周期に当たって、さらにその時に6年生なんだから…」という会話が…。14年ぶりのキ同盟主催校。子どもたちによる学校紹介や昼食の接待は今までにないこと。
そしてこの14年ぶりの発表の際に自分たちが6年生であること。
それらが自分たちに与えられた特別な役割であるという価値を見出していました。
彼らはめったにないチャンスを生かし、輝きました。
そうそう、昼食時のお弁当の紹介もがんばりました。
声が小さくなってしまった人もいたようですが、紹介を終えると先生たちから拍手をもらっていましたね。
うれしそうでした。また校内案内もたくさんの先生方が訪れてくれました。5年生も6年生も一生懸命に説明をしました。
「これは4年生の時に使った…」「5年生から流行っているけん玉で…」などなど。
けん玉披露会も即席で開かれて、有段者のY君の独壇場でした。しかし、さらに上の有段者が。
どこの学校かわからなかったのですが、けん玉4段の先生がいらっしゃって、5年生教室でけん玉教室を開催していました。
Y君もすぐに駆け付けて、有段者二人の競演が見られました。とっても上手な先生でした。
学校の場所は違うけれど、同じ志を持った先生たちとたくさん触れ合った6年生。
これもまた良い経験。目には見えないけれど、彼らの心がまた一つ強く、たくましく、豊かになった一日でした。
6年生学級だより「深」より