6月16日土曜日に東日本にあるキリスト教学校16校の教職員およそ300名が平和学園に集いました。
年に1度、行われる研修会です。
今年度は14年ぶりに本校が会場となり「おもてなし」と「コミュニケーション」をテーマとし、先生方をお迎えしました。
私たちは、とても小さな学校です。どれだけ「おもてなし」をしたくとも限度があります。
”そのため、平和学園幼稚園、アレセイア湘南中学高等学校の先生方、事務の職員の方々、総出で準備・運営に臨みました。
大人だけではありません。子どもたちも協力してくれました。平和学園小学校の児童は発表や各種案内を。平和学園幼稚園の子どもたちは学内の飾りつけを。アレセイア湘南中学高等学校の生徒たちは力作業を中心とした設営作業を担ってくれました。”平和学園一丸”で臨みました。
1~4年生は日ごろ取り組んでいる英会話で歌っている英語の歌を披露しました。
元気な1~2年生の歌声。3~4年生の発音も意識した歌声は見事でした。
そして何より英語で歌われる賛美歌は、キリスト教学校で奉職されている先生方の心に届いていました。
神さま・イエス様を通じて連帯を深めていく豊かな時間でした。
5・6年生は本校で大切にしている「平和学習」についての発表をしました。
代表の子どもたちが語る平和のメッセージは先生方の心に染みわたっていました。
全員で暗唱した日本国憲法前文には、私たちが大切にし守っていかねばならない”平和の心”が詰まっていました。
”平和”というものが揺らぎつつある現代。
大人が、考えなければいけないことを、子どもたちが投げかけてくれました。
また、昼食会での案内係。学校見学をする先生方のご案内。
身近な大人とは異なる人たちとの交流に緊張する様子を見せつつも、そこはさすが平和の子。
笑顔で和やかにコミュニケーションを取りつつ、案内することができました。
10数年に1度しか回ってこない会場校という役割。
この特別な場で、日常の学校生活では刺激されない部分を刺激されて、またひとつ成長した子どもたちの姿がありました。