無条件の笑顔
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。(テサロニケの信徒への手紙 一 5章16~18節)
たいへん有名で、折々に引用される聖書の言葉です。確かにその通りですが、よく考えると、なかなか難しい聖句です。むずかしいと言うのは、意味が分からないということではなく、実行するのが難しいと言うことです。
「『何々だから喜ぶ』は条件付きの笑顔、これに対して『いつも喜ぶ』は無条件の笑顔です。赤ちゃんの笑顔は、私たちの命が無条件の愛のもとにあることを教えてくれます。喜ぶことから命は始まります。」と。
「いつも喜ぶ=無条件の笑顔」とは、「日々生かされていることに喜び、祈り、感謝しなさい」ということなのだと改めて教えられました。
さて、1学期も終わります。各自、振り返ってみましょう。お互いの良き交わりができたでしょうか。一人ひとり仲間の笑顔とも出会えたでしょうか。
これから始まる夏休みを充実させるためにも、日々の生活の中で、いつも喜び、絶えず祈り、どんなことにも感謝しつつ歩みたいものです。
校長 山田 信幸