今日のお昼ごはん(給食・お弁当)は「すき焼き」「鶏鍋」「キムチ鍋」。
そんな小学校が世界にはあるでしょうか。なかなかないですね。
しかし、ここ平和学園小学校の本日のお昼のメニューは上にあげた3つの鍋でした。
今日は、4年生が全校児童に食事をふるまってくれる「おもてなし」の日。
以前は、卒業生の方の田んぼをお借りしてもち米を育て、おもちつきを行う。
それが「おもてなし」の恒例行事でした。
しかし、3年前より田んぼを使うことができなくなり行事の中身も変わりました。
おでんパーティー、お雑煮パーティー、シチューパーティー。
子どもたちが、学校の子どもたちが喜んでくれるであろうものを考え企画します。
(時には、調理で使用する食物を育てたこともありました。)
そこで、今年のテーマとなったのが鍋料理でした。
話し合いを通して「すき焼き「鶏鍋」「キムチ鍋」のメニューとなりました。
企画運営、様々な係分担、買い物、試作等担う部分が多くあります。
それでも子どもたちは、前向きに取り組み、自分たちのためではなく周りの人のために準備を進めてきました。
そして本番。
鍋を食すには最高の気候。
会場にやってきたのはお腹ペコペコの子どもたち。
メニューの紹介等のアナウンス後に「いただきます」となりました。
各鍋の前に出来る行列。それぞれ狙っていたものがあったよう。
はふはふさせながら、お鍋をいただきました。
どの子もうれしそう。
それを見つめる4年生もうれしそう。
何度も「おいしいですか?」とインタビューに回る4年生。
何度聞いてもうれしいですものね。
「おいしい!」の言葉と笑顔。
「おもてなし」を通じて、また成長していく子どもたちです。