自然教室3日目
いよいよ最終日です。
そうそう、昨晩未明のことなのですが・・・。
職員のミーティングを終えて、教員のキャビンに戻ろうと歩いていると、突然頭の上を何かが通り過ぎ、目の前の大きな木の向こう側に「くっついた」ように感じました。
真っ暗だったので、気のせいかな?鳥かな?もしかしてふくろうかな?と思いながら、いっしょに歩いていた水野先生と回り込んで「何か」がくっついた木をみました。
すると、予想以上に大きな毛むくじゃらの「何か」が木にくっついています。
人は突然のことに遭遇すると、慌てるものです。
「携帯!携帯!」と写真を撮ろうとしますが、真っ暗で何も移りません。
「フラッシュ!フラッシュ!」と設定を変えようとしていたらその毛むくじゃらが爪を立てて、木をさささ~と登っていき、隣の太い木に飛び移りました。
写真を撮れませんでした・・・。残念・・・。
「何か」の正体はムササビでした。
大きのですね!
体もしっぽも!
初めてみました。
隣にいた先生が電話でほかの先生を呼び、髙岸先生、雫先生の4人で覗いているとはるか頭上、おそらく木のてっぺんあたりで聞いたこともない怪しい鳴き声で数回鳴いたあと、音もなく気配もなくなってしまいました。
やはりYMCAは自然豊かな場所でした。
話を戻して3日目のことです。
今日も朝から雲一つない快晴。
昨日より風もなく穏やかです。
富士山も一段と美しく、鏡富士になっていました。
朝はバードウォッチングからスタートです。
今日もキビタキが子どもたちをお出迎え。
小湊先生が茂みの中にいる鳥を発見。
スズメかな?と思って双眼鏡をのぞくとちょっと違います。
髙岸先生に確認すると、おそらくホオジロの幼鳥だろうということ。
新しい鳥を見つけたときの喜びは格別です。
子どもたちも敷地内で鳥を観察し、湖畔へ観察に行きます。
湖畔ではオオヨシキリ、アオサギ、アヒルなどを見ることができました。
敷地内にもどって平和体操です。
3日目の朝ともなると、体操の切れがちょっとないかなぁ・・・。
がんばって!あと少しですよ~。
体操のあとは、グリーンチャペルで礼拝です。
礼拝後は、朝食をとりました。
その後、各キャビンの片付け、掃除となりました。
グループで協力し、荷物を片付け、ベッドをきれいにし、部屋をきれいにします。
その後は、グループごとに湖畔散歩です。
子どもたちが面白い写真を撮りたいというので、パチリ。
手の上にお友だちが乗っているように写ったかな?
しばらく、湖畔で過ごし、再び敷地内に戻り、昼食をいただきます。
最後のYMCAの食事を終えました。
3日間食事を作ってくださった料理長さんに6年生が代表で感謝を伝えました。
閉会礼拝後は3日間お世話になったYMCAの方へ感謝のお礼を伝えます。
本当に3日間ありがとうございました。
大雨に始まり、見事な快晴で終わった自然教室の3日間。
様々なことがありました。
平和の子一人ひとりの成長を豊かに感じられる3日間。
家族を離れ、平和の家族の中で過ごす3日間。
平和学園でしか味わえない3日間。
自然教室での経験が、次のクラスの行事、学校行事、子ども同士のつながりに生かされます。
毎年毎年の積み重ねが、財産です。
子どもたちのために祈ってくださったおうちの方に感謝です。
足りない点等あったかと思いますが、私たち教員も子どもたちから学ばせてもらっています。
子どもと同じように積み重ねています。
今年の経験を学校も来年度に生かせるよう努めていきます。
3日間、離れてはいましたがお支えて下さりありがとうございました。
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