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れんらく帳

稲とイネ?

2015年6月 4日学校生活

4年生が先日蒔いた種籾。

ずいぶんと大きくなりました。

水面から12センチぐらい顔を出していました。

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グラウンドの片隅で育った稲。

毎日、見ていたわけではなかったので、今日、稲を見てその大きくなった様に驚きました。

近々、これを4年生一人ひとりが自分の田んぼ(トロ舟を活用)に植えていくそうです。

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稲の写真を撮って職員室に戻ろうとしたときグラウンドの日のあたる場所にバケツがひとつ置かれていました。

先週ぐらいから置かれていたような・・・。

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よく見ると何かが植えられています。

もしかしたら、バケツで稲を植えているのかなと思って写真を撮っていたら、雫先生が近づいてきて、これが稲でないことを教えてくれました。

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なんでも4年生が畑を耕している時に引き抜かれた雑草だとか・・・。

それをバケツに入れて育てているそうです。

それもちゃんと日に当たるように、毎日バケツを動かしているそうです。

私はてっきり稲かと思っていたのですが、そうではなかったようです。

 

4年生は命の学習をする学年。

子どもたちの生活環境は虫や植物など小さな命に溢れています。

見たり、触ったりすることが大好きです。

でも、大人でもそうですが、水をやり忘れて枯らせてしまったり、餌をやり忘れ死なせてしまったりすることだってあります。

私たちが気づかずに、自分たちの都合で、失われていく命もたくさんあります。

でもそこから何かを感じ、気づき、学ぶこともできます。

命の貴さと儚さを知ることができます。

 

私たちの命は、さまざまな命が失われることによって支えられているわけです。

稲を育てることから、畑で作物を育てることから多くのことを学んで欲しいと思います。

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それにしても、このバケツの草。

このあとどうなるのでしょうか・・・。

大切に育てている4年生の誰か。

ありがとう!

 

 

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