一日入学の様子を5年生の学級通信から紹介します！

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金曜日は一日入学でした。

前日は、全く時間を取らず、当日も、１時間目は社会、二時間目は国語とみっちりやり、３時間目も２５分ほど算数をやってから準備をしました。

リハーサルもサラっとしかできなかったので、「もう少し時間を取ってあげればよかったかな。」とほんのちょっぴりだけ思いました。

でも、「何があっても自分たちでなんとかするから大丈夫。」とそんなに心配はしませんでした。

直前のリハーサルをやっていると、あっという間に12：55。

13：00の受付開始に備えて、受付係りの６人は事務局に出発です。

残った人は、グレーニアと児童玄関に分かれ、お迎えの時を待ちます。

ソワソワソワソワ・・・。

なんだか落ち着きません。無駄に笑ったり、無駄にはしゃいだりしながら緊張をごまかしていました。

初めに来たのは、KくんとMちゃん。

「こんにちは！」「くつは、ここに入れてね。

お母さんは、この上に・・・。」

受付・案内の子から無事にバトンを受けとり、さらにグレーニアの人たちへと引き継いでいきます。

ママと離れるのを嫌がった子もいましたが、やさしく

「大丈夫だよ。」

と声をかけると、自分から「子ども席」に座ってくれました。

13：30には全員が揃い（受付係りは制服から校内着に素早く着替えたのでたいへんでした）、「２０１４年度の一日入学」が始まりました。

「みんな、昨日は眠れましたか？」

「ぼくは一日入学を楽しみにしすぎて眠れなかったよ。」

「嘘つけ！ゲームやってて寝なかっただけだろ！」

というせっかく考えたギャグを回避し、「はじめの言葉」⇒「礼拝」と進んでいきました。

賛美歌を全員で元気よく歌い、「今日、たくさんお友達ができるようにしてください。」とみんなで祈って「お楽しみの部」へ。

最初は「だるまさんがころんだ」です。

「緊張をほぐし、仲良くなるウォーミングアップにちょうどよい」という狙い通り、初めは硬かったですが、どんどんほぐれ、１０分後にはかなりもり上がっていました。

時間がきたので司会者が「元の通りに集まってください。」というと、

あっという間に集合しました。

今度の一年生はお利口さんです。

たしか、５年前には「ジャンケン列車」をやらず、カーテンにくるまり４年生（この年だけ４年生が担当だった）を困らせた子がいたとか・・・。

ねえ、Mくん。そんなバブちゃんが２年連続で副会長になっちゃうんだから平和学園の教育は素晴らしいですね。

次は、自然教室では定番の「新聞紙ゲーム」。

これまた「相談したり、協力したり、スキンシップがあったりで仲良くなれる」という狙い通り、親密度が大幅にアップしました。もう、表情の硬い新入生は誰もいません。頑張って作った「巨大グーチョキパー」も大活躍でした。

出し物の最後はダンス。

曲は「おどるポンポコリン」、振り付けの半分は5年生オリジナルです。

まずは、解説しながら5年生の代表が踊って見せました。次にみんなで踊りました。

多少分からなくても5年生がいるから大丈夫です。

中には

「この振り付けは、私の知ってる『踊るポンポコリン』じゃない！」

と意地を張って踊らないつわものもいました。

なんとかその子たちにも踊ってもらおうと5年生は代わる代わる声をかけ続けていましたよ。

司会者が「もう一回踊りたい人！」と聞くと「はーい！」という返事があったので、ラスト一回をしました。

「上がりたい子は舞台の上に上ってもいいよ。」

ということで、何人もの新一年生が舞台上で踊りました。どうです、この楽しそうなこと！最後のノリノリのところは「説明会」が終わった後の保護者の方々に見ていただくことができました（すごい熱気でしたが、どう伝わったかは少し心配・・・）。

現一年生からのお手紙のプレゼントを渡し、終わりの言葉で締めくくりました。

保護者の下に新入生をお返しし、一日入学は無事終了！

「バイバイまたね。」

「四月にまた会おうね。」

「入学式、楽しみにしてるよ。」・・・あちこちで、別れを惜しむ声が聞かれました。

最初は緊張していた1年生の顔も、笑顔いっぱいになりました。ゲームの合間ごとに司会者が「感想を言ってください。」とマイクをむけました。

はじめはあまり手が挙がりませんでしたが、最後には

「ハイ！」

「はい！」

と多くの子が身を乗り出して挙手してくれました。

熱気にあふれたすてきな一日入学になったと思います。5年生に夢中になった新入生もたくさんいました。

5年生はみんな新入生のかわいさにメロメロ！しっかりとした相思相愛の関係ができた一日でした。

児童会役員選挙とともに、最上級生としての「はじめのいーっぽ！」を踏み出すことができたかな。

５年学級通信　うみ２　より