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れんらく帳

お米作りがはじまっています!

2014年7月 9日学校生活

6月の終わりのこと。

4年生15人、全員そろって田植えをすることができました。

前日の午後に大雨洪水警報が発令されて、お天気が危ぶまれました。

予備日の金曜日も天気予報では☂マーク。でも、私の中で「明日は大丈夫!」と確信させるものがありました。

火曜日の放課後、面談が終わって教室に行ったら、かわいいてるてる坊主が窓辺にずらりと並んでいたのです。

「てるてるぼうず大集合(田植えのために)」と書かれたポスターも貼ってあります。子どもたちの田植えに対する熱い思いが伝わってきました。

 

当日の朝は、曇り空でしたが先週よりはずっとよいお天気でした。てるてる坊主効果が効いていました。

予定通り田んぼに着いて、いよいよ田植えの始まりです。

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最初の予定では靴下をはいて田んぼに入るつもりでしたが、Oさんが「裸足になってもいいよ。」と言って下さったら、全員靴下をぬいで裸足になりました。子どもは、裸足が大好きです。田んぼに足を入れると、みんなきゃっきゃと歓声をあげます。私も、おそるおそる田んぼに足を入れてみました。泥のあたたかさが、じんわりと体に伝わってきました。

 

田んぼの中では、ゆっくりカニ歩きをしながら進みます。Oさんが、田植えのやり方と共に田んぼの中の歩き方や転びそうになった場合の手の付き方など、田植えの極意を教えて下さいました。苗の束は、左手に持って、2,3本ずつ右手に取って植え付けていきます。これがなかなか難しいのです。

植える場所は、田んぼに張った1本のロープに等間隔に印が付いています。自分の目の前にあるロープの印のところに植えていけばいいようになっています。1列植え終わると、ロープを移動させます。ロープの両端に棒が付いていて、田んぼにさしこんでロープがピンと張れるようになっているのです。

 

ですから、みんな自分の場所から後ろにさがりながら田植えをしていきました。田んぼの中では、無心になれます。ひとつひとつの苗がお米の命につなっがています。子どもたちは、泥の感触を味わいながら、一生けんめい田植えに精を出していました。

 

田んぼからあがったら、田んぼのへりに流れている用水路で足と手を洗いました。自然の洗面所です。ここでも、子どもたちはきゃっきゃと大喜び。泥の子、水の子の4年生です。

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さて、田植えの後はOさんのおうちでデラックスタイムが待っていました。

Oさんのお宅の庭は、子どもたちにとっては、最高の楽園です。畑があって、牛舎だった建物があって、草っぱらがあります。遊具がなくても、子どもたちは探検遊びをしながら、次々と新しい遊びを生み出していきます。遊びの中で命を輝かせている子どもたちの姿を見ることができました。

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お土産に畑でとれたばかりのにんじんとじゃがいもを頂いて、みんな心満たされて帰りました。Oさん、奥さま、本当に

ありがとうございました。

お手伝いに来て下さった保護者の皆さま、同窓会の方々にも感謝です。 

4年生 学級だより JOYFULより

 

 

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