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れんらく帳

茅ヶ崎郵便局見学 2年生

2014年2月 5日学校生活

先日、2年生は茅ヶ崎郵便局に見学に出かけてきました。

総合学習の一環で、これから始まる平和郵便局(毎年2年生が活動している学習内容)にむけて、子ども達は大いに刺激を受けて帰って来たようです。

その様子を、担任の文章で紹介しようと思います。

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2年担任  雫 永法

茅ケ崎郵便局見学に行ってきました。
見学を前に事前学習を行いました。といっても、見学の時にいろいろなことがはっきりとわかるということが何より大切なので、『2年生がすでに知っていること』と『曖昧でわからないこと』を整理しておくということにポイントを絞って準備しました。
それぞれ自分の知っていることや見聞きしたことを出し合って手紙のたどる道筋を考えていきました。その中で子どもたちが知っていることはそれぞれ断片的でわからないことやはっきりしないことがたくさん見つかりました。

「ポストの中ってどうなっているのかな?」
「郵便局でどんなことをしているのかな?」
「外国にも郵便局はあるのかな?」
「どうやって運ぶのかな?」等と、いろいろです。曖昧でわからない事を整理し、聞きたいことをまとめてからの見学でした。

また、みんながみんな将来に郵便の仕事をするわけではないのだけれども、郵便局を見学することで「(自分たちが将来就く)色々なお仕事に共通することがあるかも」「つながることがありそう」「他の仕事をする時に役立つかも」「働く人の気持ちから何か学べるかも」・・・というように将来の自分につなげた意見も出ました。

そして、郵便局の人に聞いてみたいことを出し合いました。
以下、2年生から出された『聞きたいこと』です。

・切手やはがきはどうやって作られるのか?
・手紙を分ける時に気持ちはきんちょうしないですか?
・どんな気持ちでとどけていますか?
・今の時代に自転車でとどけているんですか?
・1日にどれぐらい手紙をとどけるか?
予想は15通から1おく3000万通と開きがありました。お正月は多いはず。
・ゆうびんのしごと(をする人に)は、どうやったらなれるのか?
・ゆうびんのしごとは、どうやってできたのか?

・子どもの時に何になりたかったか。(ゆうびんの人になりたかったかどうか知りたい)
・どうしてゆうびんのしごとをすることにしたのですか?
・しごとをきめる時にまよったりしませんでしたか?
・このゆうびんきょくをどう思いますか?
・(このしごとを)いつまでつづけようと思っていますか?
・おしごとは楽しいですか?
大別すると
①実際の郵便業務や使われている物に関する質問
②実際に働く人の心情や生き方に関する質問 
が出されました。このような準備を経て臨んだ郵便局見学でした。

2年生にとって初めての社会見学に一同緊張と興奮の様子が見てとれました。
郵便局の中に入るとまず、見学用の視聴覚室に案内されました。
そして挨拶の後、郵便に関する映像と解説のDVDを見させてもらいました。その中でいろいろと疑問に感じていたことや郵便の仕組みがだんだんとわかってきている様子が見られました。
そして場所を移動し、運ばれてきた郵便物に消印を押していく作業の見学をしました。
職員の方が手作業で素早く押印していく様子に歓声があがりました。
鉄製の消印棒を実際にさわらせてもらい、押印体験もさせてもらえました。2年生は大喜び!
続いて自動押印機を見せてもらいました。1秒間に10枚の葉書に消印を押していく機械にびっくりしていました。「えっ、もう終わっちゃったの!?」「すごーい!」と目を輝かせる子どもたちでした。
次に消印を押した郵便物が運ばれたのが、30mはあろうかという大きな機械の前でした。
「藤沢って書いてあるよ!」「こっちは大船」「横浜もあるよ!」
ボックスごとにいろいろな地名が電光表示されていました。
「これって分けられるんじゃない?」といろいろな言葉が飛び交っていましたが、
「これは区分機といって消印を押した郵便物を地域ごとに分ける機械です」という説明をを受けてみんな納得の様子でした。
高速で仕分けられていく葉書を必死に目で追いかけていました。そして、本当に書かれている場所に分けられているのを確かめたある子が一言。「すごい。」
茅ケ崎郵便局では一日に10万通、正月には314万通も扱っているという話に歓声があがりました。
自動区分は、機械に流された葉書に特殊インクでバーコードを印刷し、それを瞬時に読み取って行われていました。子どもたちにはブラックライトに浮かび上がったバーコードが興味深かったようで、みんな口をあんぐり開けて見入っていました。
また、職員の方が同じく小学生のころ郵便局を見学して将来働きたいと思ったというお話もうかがいました。
最後に質疑応答の時間を経て地下の車庫見学をさせてもらい見学は終了しました。
2年生の子どもたちにとって初めて見聞きするものばかりの郵便局見学でした。
自分たちの知らない世界がいろいろとあるということや、そこで実際に働いている人々が大勢いるということを実感したということは大きな学びの機会になったようです。
 

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