沖縄修学旅行1日目 夜の平和講習
ホテルに戻って一息ついたら、平和学習第二弾。
平和講習会です。
今年度の講師は長田さんです。
長田さんは今帰仁村出身の方でした。
ご自身が10歳の時の体験談を中心に
沖縄戦での出来事をお話くださいました。
戦中の教育の盲目さ、
戦況の悪化で住む場所へ近づいてくる恐怖、
村を追われ山の中で生き延びた様子、
米兵に捕えられ収容所に入ってからの生活、
戦争が終わってから村に帰ってからの生活、
などなど... 丁寧にお話しくださいました。
そして最後に子どもたちに向けて
死んでいくのも地獄
生て行くのも地獄
国の名の下で起こった戦争のせい
戦争は人災だ。
もう絶対に戦争を許さないこと、
そして戦争をやめること、
それらは私たち人間ができることである。
若いみなさんには今、多くを学ぶことをしてほしい。
20万人が失われたこの戦争を風化させることなく、
たくさんのことを学んでほしい。
現代も世界のあちらこちらで戦争が始まっている。
戦争によって生活を全て失ってしまうことを知ってほしい。
そしてそうならないように豊かに学んでほしい。
中学 高校 大学そして社会人になる
あなたたちが将来の日本を担って行くときに
平和を願ってほしい。
豊かで平和の日本を作ってほしい。
恒久平和を願ってほしい。
力強いメッセージを子どもたちに下さいました。
本当に学び深いお話でした。
ありがとうございました。