4年生主催の【おもてなし会】が行われました。

この行事は、以前は総合学習の米作りの一環で稲（もち米）を育てるところから始まり、収穫をし、餅つきを行って全校児童や学園関係者にふるまい、共に神の恵みに感謝した行事に由来しています。

当時、平和学園の卒業生で農業を営まれていた　岡　正司（おか　しょうじ）さん御夫妻の全面的な協力をいただき、田んぼから繋がる命の多様性や素晴らしさを学ばせていただきました。そして共に働き、誰かに喜んでもらう喜びを実感し、共に味わう楽しさを共有しながら学ぶ機会でもありました。

それから時を経て、コロナ禍も乗り越え行事の形は【おもてなし会】へと変化してきました。しかし、その根底にある誰かのために心を尽くして働き、人の喜びを自分喜びとする核の部分は、今年も大切に受け継がれていました。

今年度のおもてなしは、４年生が用意する《カレー＆ライス／シチュー＆ブレッド》と《デザート類＆ドリンク類》を児童全員が事前アンケートで選び、それをもとに４年生が提供しながらもてなしてくれました。

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・・・４年生は事前準備として調理実習と試食会を行いました。

メニューはカレーライスとシチュー＆ブレッド。

調理をしている１階には食欲をかき立てられてしまう...いい匂いが流れてきました！

そして料理だけでなく、おもてなし会場であるグレーニアホールでの動きや言葉遣い、配膳・下げのマナー・・・等々、考えられるスタッフとしての振る舞いについてシュミレーションや練習を行って本番に備えました。

そしていよいよ当日を迎え、朝から一生懸命に調理、セッティング、打ち合わせをする様子が見られました。

それぞれの学年をお呼びし、出迎えてくれました。一人ひとりの名前・希望メニューの書かれている個別カードには、

『～様　今回はレストラン「結」にご来店いただき、誠にありがとうございます。質問などございましたら、お気軽にお声がけ下さい。それでは短いお時間ですが、ごゆっくりおくつろぎください。』

とありました。嬉しいですね。

おもてなしを受ける人たちのお行儀のよいこと！笑顔がいっぱいの時間となりました。

余計な解説はいらないですね。

メインディッシュ後のデザートも美味しく、楽しくいただきました！

4年生の給仕もとても丁寧で、中間下げ後のデザート配膳も心配りと言葉かけにおもてなしの気持ちがこもっていました。

（バックヤードのデザートスタンバイ作業の様子）

（バックヤードからフロアの様子を見つめる4年生）

美味しさと嬉しさとみんなでいただく楽しさと・・・幸せな時間を４年生にプレゼントされ、終始笑顔とありがとうの時間となりました！

４年生の皆さんも、たくさんの「ありがとう！」と「本当に美味しかった！！」の言葉を返してもらって本当に良かったですね。