新入生のお友だちが入学してから毎日、朝の1年教室に6年生の姿があります。
その日の『いちさぽ』(一年生サポートの略)担当の6年生が少し早く登校して1年生を出迎え、朝の支度のお手伝いをしているのです。
これがなかなか難しい。1年生が自分で出来ることと、一人では難しいことを関わりながら判断して支えていくのですから。
学校生活のスタートを安心して始められるようにと6年生は一生懸命に考えながら関わってくれています。実は、6年生も内心ドキドキしながら関わっているようです。1年生それぞれに違いがあり、どんな声掛けをしたら良いか戸惑ったり、予想していたリアクションとは全然違う反応が返ってきたりと様々だからです。
帰りの会ではその日の様子を報告し合い、1年生新情報を共有して次の『いちさぽ』に活かそうとしているそうです。
このように、6年生はドキドキしながら新たな関わりに挑戦し、自分よりも小さな年齢の後輩に直に接する経験を積み重ねていきます。
そして『人を支え』ながら『異年齢の色々な人との関わり』をより意識的に体験していきます。
そして、最初は分からないことばかりかもしれませんが、やがて自分の周りのことを感じ取り、誰かの為に自分にできることは何かを考え、動き、信頼関係を深め、その大切さを実感していきます。
このように6年生は、1年生との関わりの中でとても大切なことを学びとっていきます。
さあ、6年生、頑張ってください!
心から応援しています!