まん延防止等重点措置期間が延長となり、学校生活を終えた子どもたちはすぐに帰宅の途につくという生活が続いています。
新型コロナウィルス流行以前の学校生活では、放課後遊びが子どもたちにとっての大きな楽しみとなっていました。
サッカー、ダイガク(複数人でそれぞれの陣地へバウンドボールを送り返し合う遊び)、ドッジボール、バスケットボール、ドロケイ、一輪車、大縄跳び、ブランコ・雲梯等の遊具遊び、ツルピカ団子づくり、虫とり、木登り...等々、子どもたちはその日のお残りの人数やメンバー、天候に合わせていろいろな遊びを選んでいました。
しかし現在は放課後のお残りを行っておらず、子どもたちの自由な時間は依然として制限されているままです。放課後遊びを経験している学年は3年生以上で、この遊びの豊かさや醍醐味を味わっている学年はさらに上の学年かもしれません。
そのような中、下校までの少しの間にちょっとしたことがありました。
それは、ある子どもが「先生!コンナノトレタ!」にこにこと写真を見せに来てくれたことです。
じつはカメラを手にしていたところ、「ちょっと貸してください」と頼んできたので少しの間渡したところ、帰宅前の隙間時間にグランド周辺で気になったものをカメラにおさめてきたのでした。
できるだけ近くまで寄り、撮った花の写真のようです。
ほんの少しの時間の中で、このような美しい瞬間を見つけていました。
嬉しそうに見せてくれた一枚の花の写真がとても魅力的でした。
笑顔と写真に魅了されながら、子どもたちの放課後の自由な時間が一日も早く戻ってきてほしいとあらためて願った下校時間でした。。