例年この時期に行われている、6年生による学習発表会が昨日行われました。
新型コロナウィルスにより様々な行事が行えず延期または中止、代替え行事の開催等になってしまいましたが、規模を縮小して行うことが出来ました。
そもそも本校の学習発表会とは、1年生からの学習や生活の集大成として、6年生は全員卒業論文に取り組み、自分の興味関心や得意分野などを身に着けたICTの基本操作を生かしながら、ただ文章にまとめるだけでなく、考えや想いも加え、大勢の人に伝える場です。
そこでは生きたコミュニケーションや豊かなことばの力など、個々の総合的な力も試されます。
理科室、音楽室、6年教室、学習室、グレーニアホールなどに分かれソーシャルディスタンスを保ちつつ発表、表現を行いました。
その発表する姿、作成したもの、表現方法などを見て1~5年生は自分の時はどのように行うかを先輩たちの姿を瞳に焼き付け、昂る心を抑えながら見学をしていました。
6年生から他学年に、目には見えませんが伝統のバトンが確かに受け渡された一日となりました。
その受け継がれたバトンを次の子たちに渡せるように教員も子どもたちと一緒に頑張りたいと思います。